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エステティシャンの残業事情。残業代はちゃんと出る?

エステティシャンの残業事情ー残業代はしっかり出る?
 

 
 

1、エステティシャンが残業するときってどんな時?

施術

エステティシャンが残業をしなくてはいけない時は、お客様の施術の時間が伸びてしまった時にする必要があります。お客様の施術中に時間が過ぎてしまったり、ご予約の都合上や、時間通りにご来店されなかった場合などには、どうしても残業をしなくてはいけなくなります。
お客様ありきの職業であるエステティシャンのため、どうしてもその時間のズレや延長などは仕方がないことなのかもしれません。
 
また新人の頃は効率よく業務を終わらせることができなかったり、接客においての時間の使い方がわからず残業に突入してしまうことも少なくないようです。
 

研修

施術以外だと、研修で残業をすることがあります。技術練習や新しいマシンの導入においての使い方の講習、美容知識や接客についてなど、その内容は多岐に渡ります。エステティシャンとしてのレベルアップやサロンの質を高めるためにも、これらの研修は積極的に行なっている所が多いようです。
 
研修は閉店後に行うことが一般的のため、お客様が帰られた後に残業をして技術の向上のための努力をする必要があります。特に新人時代は研修を受けたり練習を重ねることが求められるために、残業することが多くなるかもしれません。
 
 

2、エステティシャンの残業代について

エステティシャンの残業代について
 

エステティシャンは残業代は出るの?

残業代はきちんと支払われます。エステ業界はイメージとしてブラックな印象を持つことが多いかもしれませんが、最近は改善されてきていて、残業した分はきっちり支払われることがほとんどです。
とは言っても研修を受けたり、居残りをしてサロンワークや新人の練習に付き合ったりする時間を残業とみなさないサロンも中には存在するようです。それは働きだしてからわかることではありますが、不満を抱えて働くことを避けるためにも、面接などの際にそのサロンの残業の定義をあらかじめ聞いておいた方が良いでしょう。
 
ただエステティシャンの残業について問題視されることも多いことから、残業なしをうたっているサロンも多いので、応募の際にしっかりとチェックしておくようにしましょう。
 

そもそも残業代って?

残業代について改めて確認しておきましょう。残業代というのは、決められた労働時間を超えた場合に支払われる賃金のこと。労働基準法では「1日8時間、週40時間」が上限とされていてこれを超えると「時間外労働(法外残業)」となります。
 
エステティシャンはシフト制が多いので、例えば10時〜19時(休憩1時間)が勤務時間なのに対し、20時まで働いたとなると1時間分の残業代が支払われることになります。
この時点で時間外労働となっていた場合、
残業代は「1時間あたりの賃金×1.25」に当てはめて計算します。もし時給換算で1,500円なら1,500×1.25で、1,875円が残業代となるわけです。
ちなみに22時を超えると深夜労働としてさらに1.25倍割増となります。
 
もうひとつ「法内残業」というのも存在します。これは労働基準法で決められた時間には達していないが、就業規則を超えた時間は残業とみなされるということ。(例:パート勤務や1日7時間労働など)
この場合の残業代は、先ほどの残業代の計算式では算出されず、割増分は適用されない残業代が支払われることとなります。
 

”残業なし”の選び方

決められた時間を超えて働いた分は残業代としてきっちりもらうことができますが、できれば残業はしたくないと思う方も多いですよね。また休日は確実に休みたいという希望を持つ方もいると思います。
それを叶えるには、やはり最初のサロン選びが肝心です。求人募集を見る際には”残業なし”や”完全週休二日制”などのフレーズがあるかどうかを見るようにしましょう。
そのようなサロンは働きやすい環境を作ってくれていることが多く、いわゆるブラックと呼ばれるような過酷な労働を強いられることは少ないはずです。
 
 

3、まとめ

まとめ
エステティシャンという職業柄、残業しなくてはいけない日もありますが残業した分の賃金はきちんと支払われます。ただその時間や賃金に対してシビアに気を遣ってくれるサロンで働くということを、勤務する側としてもしっかり見極める必要がありますね。
無理をしてストレスを溜めながら働き、エステティシャンという素敵な仕事を嫌いにならないためにも、ぜひ自分にベストな環境で働くことを目標としましょう。