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【回答例文あり】美容部員の面接でよく聞かれる質問まとめ

【美容部員】面接でよく聞かれる質問集とその対策
 

美容部員の面接対策としてやっておくべきことは、事前にどんな質問をされるかを想定したシミュレーションをしておくことが大切です。どの職種の面接でも聞かれる質問や美容部員ならではの質問もあります。面接を成功に導くためにも、好感を持たれる受け答えを目指したいもの。そこで美容部員の面接でよく聞かれる質問をご紹介します。

 

1、美容部員の面接でよく聞かれる質問一覧

志望動機を教えてください

面接では必ず聞かれる質問とも言える志望動機。なぜ美容部員になりたいのか、志望した理由を知るための質問です。
 

OK例
「私は専門学校でメイクや美容の勉強をしてきました。そんな中で一番興味があったのはメイクの勉強でした。メイクアップ一つで見た目も気持ちも大きく変わることができる、まさに魔法にかかったようなその力に魅了されたことが美容部員を目指すきっかけです。メイクの素晴らしさを一人でも多くのお客様にお届けできる美容部員が目標です。」
NG例
「メイクをすることが好きなのでこれを仕事にできたら幸せだろうな、と思い美容部員を目指そうと決意しました。美容部員になって自分磨きを頑張りたいです。」

 
美容部員の基本は、お客様にメイクをしたりメイクをする楽しさを伝えること。もちろん自分自身がメイクを好きな気持ちがなくてはいけませんが、自分がキレイになりたいという理由はふさわしくありません。
 
 

弊社のブランドの商品は使用したことはありますか?

どれほど自社のブランドについての興味があるか?ということを聞こうとしています。
 

OK例
「御社の◯◯(ブランド名)のスキンケアシリーズは以前から愛用しております。肌が敏感な私にとってなくてはならない存在で、ブランドコンセプトや掲げるテーマについても強く共感できる部分です。メイクアップラインにもとても興味があるので美容部員として勉強をしながら取り入れていきたいと思っています。」
NG例
「興味はありますが一度も使ったことはありません。お値段が高めなので手が出せずにいます。」

 
面接を受けるブランドの商品は使っておく方が好感を得られます。使ったことがないのであれば、サンプルをもらって試してみるか雑誌や評判などを調べてどのような商品を取り扱っていて、人気の商品は何かということをリサーチしておきましょう。ブランド批判と捉えられてしまう内容はNG。
 
 

あなたの性格を一言で表すと何ですか?

自分の性格をどのように捉えているかを知るための質問。客観視できているかもチェックされています。
 

OK例
「私の性格を一言で表現するなら、負けず嫌いな性格です。学生時代は陸上部に所属していて日頃からライバルたちと競うことが自分を奮い立たせる原動力となっていたため、自然と負けず嫌いな性格になっていったと思います。身近な人からは融通がきかないと指摘されてしまうこともあるので、負けず嫌いな部分がマイナスに作用しないためにも周りの空気を乱さないよう気を付けています。」
NG例
「基本的にネガティブな性格だと思います。人にどう思われているのか気になったり、臆病で新しいことにチャレンジするのもためらってしまいます。」

 
長所な部分と短所な部分、どちらも交えながら回答した方が自分の性格を冷静に分析できていると思われるため好感を持たれるでしょう。ただ短所だけでまとめてしまうのではなく、その部分をどう改善しようとしているのか、なども含ませて答えると◎
 
 

どんな美容部員になりたいと考えていますか?

美容部員になったらどんなことを頑張りたいのか、目標や仕事への意欲をチェックしています。
 

OK例
「美容部員はお客様によっては”取っ付きにくそう”というイメージを抱いている人もいるかと思います。でも気軽にお肌やメイクの相談をしていただけるような、明るく話しやすい美容部員を目指しています。そのためには美容に関する知識やメイク技術もしっかりと身に付ける必要があると思います。お客様から信頼を得るためにもまずは自分のスキルを磨くことを目標にしたいです。」
NG例
「私の美容部員としての目標は、お客様から憧れられるような人になることです。そのことを実現するためには日々の肌のお手入れや美意識の向上が大切だと考えています。」

 
美容部員は美意識が高いことは必要ですが、それだけが先行していると判断されるような回答はあまり良くありません。美容部員の役割や目的などを把握していることが伝わるように答えましょう。
 
 

自己PRをしてください

自分の経歴や性格などから、自分の良い部分やアピールポイントとなることを伝えましょう。どんな活躍をしてくれるのか?を連想するための質問と言えます。
 

OK例
私は学生時代にカフェでアルバイトをしていました。駅前のカフェだったこともあり店内は混雑することが多く、常にスピーディーさが求められる職場でした。ある日お待たせしていたお客様からクレームを受けたことがあり始めは戸惑ってしまいましたが、誠意ある行動とお客様が何を一番求められているのか?を考え対応したことで、結果的にリピーターとなってくれたことが一番印象に残っているできごとです。そこで培った判断力や臨機応変な対応は美容部員になっても活かせる部分だと思うので、快適な時間を過ごしてもらえるような接客を心掛けたいです。」
NG例
「私はよく人から気が利くことを褒められます。”いつも周りのことを良く見ていてすごいね”と言われた時はとてもうれしかったです。それは自分の自慢できる部分だと思っています。」

 
自己PRは実体験や具体的なエピソードを交えながら答えるとイメージをしてもらいやすくなります。自分のアピールポイントが美容部員という仕事にどのように活かせるのか、を述べるようにしましょう。ただの自慢話にならないよう注意してください。
 
 

好きな洋服のブランドやよく行くお店はありますか?

美容部員はトレンド察知能力やセンスの良さもチェックされている部分。化粧品以外の分野の関心を知ろうとしています。
 

OK例
「休日はショッピングをしたりカフェ巡りをすることが好きで、友人と一緒に行くことがリフレッシュとなっています。特に今好きなブランドは◯◯で、モード感のある御社のコスメとの相性が非常にマッチするので良く利用しています。」
NG例
「ファッションやトレンドには無頓着なのであまり興味がありません。」

 
美容部員は様々なジャンルにも目を向けて、幅広い知識や情報を得ていることが求められます。特にファッションとメイクは密接な存在なので興味がないのはマイナスポイント。
 
 

理想の女性像や憧れの人はいますか?

美容関係の面接で聞かれることの多い理想の人。ブランドのイメージや方向性を理解した人物や理想像を把握しているかを知るための質問です。
 

OK例
「御社のイメージモデルを務めているモデルの◯◯さんが憧れの人物です。彼女の価値観や考え方から学べることは、まさに私が理想とする生き方そのものを表しています。また美に対するストイックさや飾らない雰囲気なども憧れで、日頃からSNSをチェックしたりメディアに出演している時は欠かさず観るようにしています。」
NG例
「特に思いつく人はいません。」

 
一番好感を持たれやすいのはブランドのイメージモデルを務めている人物を答えること。できればライバル企業でイメージモデルを務めている人物は避けておいた方が無難。ですが芸能人に限らず、身近な人物や”◯◯のような人”という答え方でも具体的な理由があれば問題ないでしょう。
 
 

転職を決めた理由は何ですか?

転職をする面接者には聞かれることが想定される質問。転職を決めた理由がどんなことなのかを知っておくために聞かれます。
 

OK例
「私は事務職で主にパソコンを使用したデータ入力や雑務などを行なっていました。ですが以前から憧れであった美容部員という夢を諦めきれず、それがこの度転職を決めた理由です。全く異なる職種ではありますが、丁寧に仕事をすることはどちらにも通じる部分だと思っているので、事務職で培ったスキルを活かして美容部員でも活躍したいです。」
NG例
「転職を決意したのは前職の職場環境や待遇の悪さが原因です。仕事の頑張りを評価されなかったり同僚との人間関係の悪化などがストレスとなり、辞めたいと考えるようになりました。」

 
仮に前職が美容業界とは異なる職種であっても、前向きに頑張る姿勢を見せれば高評価につながります。転職理由が職場の愚痴やネガティブな内容であると、もし採用してもすぐに不満を抱くのでは?と懸念されるので気を付けましょう。
 
 

土日出勤や研修などで残業することもありますが大丈夫ですか?

基本的に土日出勤が求められる美容部員。また時には残業することも想定されるため、それらに対応できるかを問われています。
 

OK例
「問題なく働けます。私も以前は土日の休みを利用してコスメをチェックしに行くことが多かったので、もし美容部員になったら今度はおもてなしをする側としてたくさんのお客様に出会える土日こそが頑張りどきだと考えています。残業に関しても美容部員としての質の向上やスキルを磨くためには必要なことだと思うので、積極的に参加したいと思っています。」
NG例
土日は基本的に休み希望です。残業もできればない方がありがたいです。」

 
どうしてもマイナスな質問にはなりますが、できるだけ前向きな回答を述べましょう。土日出勤であっても月に8日は休みが取得できたり、サービス残業にならないよう残業代の支払いが徹底している企業も多いので、そこまでネガティブな捉え方をしなくても良いでしょう。
 
 

最後に何か質問はありますか?

逆質問と呼ばれる、面接者側からの質問を尋ねることで、関心の高さや働く意欲をジャッジしています。
 

OK例
   「美容部員のキャリアアップ例を教えて頂けますか?」
 
   「美容部員にとって取得するとメリットとなる資格や検定はありますか?」
 
   「研修はどういった内容になりますか?」
 
   「売上を伸ばすコツや秘策があれば教えてください。」
NG例
   「売上ノルマを達成できないとどうなりますか?」
 
   「美容部員は肌荒れすると聞きましたが本当ですか?」
 
   「特にありません。」

 
キャリアアップ例や美容部員としての知識や技術を身に付けるための方法を質問すると良いでしょう。反対に、面接官が答えにくい内容やネガティブな質問は避けましょう。事前にいくつか聞きたいことを準備しておくと安心です。
 
 

2、面接の受け答えの時に意識したいポイント

【美容部員】面接でよく聞かれる質問集とその対策
 

具体的な内容で簡潔にまとめる

面接ではいくつかポイントをおさえておくと、好感を持たれ採用につながりやすくなります。まず大切なのは具体的にまとめて回答するということ。面接時間は30分前後が一般的。長いようで短いこの時間の中で、最大限に自分のことをアピールしなくてはいけません。そうなるとついあれもこれもと欲張ってまとまりのない内容になりがち。
それを避けるためには、具体的な内容でかつ簡潔にまとめるように意識しましょう。だらだらとした印象を与えないように、自分が経験したことやわかりやすい内容を心掛けると面接官も興味を示して話を聞いてくれます。あらかじめ話したいことを箇条書きにしてつなぎ合わせるとまとまりのある回答となるでしょう。
 
 

目を見てハキハキと話す

美容部員は接客業のため、お客様の目を見てしっかり話せるかも大切なこと。これは面接の時にもチェックされている部分です。緊張する空気感が漂う面接は、面接官の目を見ることができなかったり目が泳いでしまいやすくなりますが、しっかり視線を合わせて話すことで自信に満ち溢れた印象になります。
また話し方にも気をつける必要があります。下を向いてボソボソ話すのではなく、ハキハキとした話し方を心掛け、美容部員としてのやる気をアピールしましょう。
 
 

3、まとめ

【美容部員】面接でよく聞かれる質問集とその対策
 
美容部員はメイクや美容に関する知識や技術、コミュニケーション能力の高さなどが求められる仕事です。これらのことは働きながら学んでいくことができるので面接の段階で必要なスキルというわけではありませんが、美容部員としての素質や仕事に対する熱意などは面接で判断されることになります。
ご紹介した質問集を参考に、ぜひ面接の対策に役立ててくださいね。