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エステティシャンのお仕事選び!大手と個人サロンの違いとは?

エステティシャンのお仕事選び!大手と個人サロンの違いとは?
 
エステティシャンになって働くと決めたら、自分に合ったサロン選びをしなくてはいけません。そこでポイントになってくるのが、「大手サロン」で働くのか「個人サロン」で働くのかということ。基本的にエステティシャンとしてやるべきことは同じですが、実はそれぞれに特徴やメリット・デメリットがあるのです。仕事探しをする上でとても重要になってくるこの2つのサロンの違いについてご紹介します。
 


 

 

1、エステの大手サロン特徴とメリット・デメリット

エステの大手サロンは、抜群の知名度と圧倒的な顧客数が特徴。全国展開しているサロンなら従業員も顧客の数も多く、大手ならではのサービスを受けられたり安定した価格設定などが魅力でしょう。最新設備やマシンの導入、充実した研修制度やキャリアアップも見込めるため、エステティシャンとしてのスキルを磨きたい人にとってはまさに最適な環境で働くことが可能です。
 
 

大手サロンのメリット

充実した研修や支援制度
大手で働く最大のメリットはエステティシャンの育成に力を入れていること。すなわち、充実した研修を受けられたり、様々な支援をしてもらうことができます。
入社前には徹底した研修プログラムがあり、美容の知識や肌のしくみ、マシンの使用方法や施術の指導などあらゆることを学べるので自信を持ってお客様の対応ができます。
また資格取得支援や独立支援を行なっているサロンも多く、エステティシャンの将来性を不安視している人にとっても安心した支援を受けることができたり、スキルアップを目指すことも可能となるでしょう。
 
 
店舗数の多さ
例えば「◯◯サロン 東京都」で検索した場合、たくさんの店舗が表示されると思います。同じエリアでもいくつもの店舗を構えているのは大手サロンのメリットと言えるでしょう。
そのため店舗数が多ければ求人も多くなるので、自分の理想の勤務地を選べたり求人の少なさで苦労をすることがなくなります。
 
 
幅広い知識を身に付けることができる
大手サロンでは幅広く知識を身に付けることができるのもうれしい点。トータルエステを行なっていることが多い大手サロンは、フェイシャル・ボディ・痩身・脱毛など幅広く学ぶことができます。
もちろん大手サロンでも脱毛に特化したりフェイシャル専門というサロンもありますが、美のプロとして一通りの知識を身に付けることが求められるので、エステティシャンとしての質の向上にもつながります。
 
 
整った設備や最新マシンの導入
エステの施術ではマシンを使用して行うことも多く、なかでも大手サロンでは最新マシンを導入していることも。最新マシンを使用すればその分施術の効果が上がったり、集客アップを期待することもできます。
また大手サロンは設備が整っている所がほとんどなので、働く側も利用する側にとってもストレスがなく快適な環境であると言えます。
 
 
通勤が便利
大手サロンは立地の良さもメリット。多くの大手サロンは駅前・駅チカにあることが多かったり、ショッピングセンターの中に併設されているため通勤がしやすいと言えるでしょう。
通勤がしやすいと、通勤にかかる時間を短縮できるので効率が上がったり、残業などで帰宅するのが遅くなった時でもとても便利です。近隣の店舗にヘルプで行く必要があっても電車ですぐに向かうことができるので、働きやすさを感じることが多いでしょう。
 
 

大手サロンのデメリット

残業がある
大手サロンは基本的に年中無休で、10時間を超える営業時間であることが多いもの。そのためシフト制を取り入れて交代をしながら働く勤務スタイルが一般的です。週2日休みや有給を取得することも可能ですが、残業が発生してしまうこともしばしば。
お客様の施術が延長した時や、営業時間後に研修をするために残業をしなくてはいけないパターンもあります。残業代は支払われるとしても、深夜に帰宅する日もあり得ると思っておいた方が良さそうです。
 
 
とにかく忙しい
人気の大手サロンは一日の客数も多く、忙しいことが特徴とも言えます。特に仕事終わりの夕方〜夜、土日や大型連休などは1日を通して常に混雑しています。
一人一人のお客様に関わる時間は決まっているので、それを大幅に超えてしまったり段取りが良くないと業務に支障をきたしてしまうことも。丁寧さとスピーディーさを兼ね備えたスキルが求められます。
 
 
ノルマや勧誘
大手サロンで働くとネックに感じやすいのがノルマや勧誘。新規顧客の獲得や売上を伸ばすために必要なことではありますが、ノルマの達成や勧誘をすることにプレッシャーを抱く人も少なくないようです。
ただ最近は大手サロンでもノルマを設けていなかったり勧誘をしない方針のサロンも多くあるので、あらかじめ確認をしておくと安心して働くことができます。
 

 
 

2、エステの個人サロン特徴とメリット・デメリット

エステティシャンのお仕事選び!大手と個人サロンの違いとは?
 
大手サロンに対し、個人サロンの特徴は何と言ってもアットホームな雰囲気。従業員の数も少なく、また店長やオーナーとの距離感も近いため風通しの良い環境で働くことができます。
エステの内容はトータルから専門的なサロンまで存在し、エステティシャンとして幅広く知識を身に付けたり、自分の得意分野の施術を活かした働き方もできます。さらに地域に根付いたサロンなら、地域密着型として昔から通うリピーターや地元の人に愛されるサロンとして、お客様一人一人に寄り添ったサービスを提供することもできるでしょう。
 
 

個人サロンのメリット

アットホームな環境
個人サロンは大手サロンに比べ、アットホームな環境が魅力的。少数の従業員で業務をこなすため協力し合うことが大前提です。和気あいあいとした雰囲気で働けるので、大きなプレッシャーや責任感を抱えてしまう恐れもありません。
またプライベート空間を大切にしたいお客様も多いので、密なコミュニケーションを取ることができるのも個人サロンのメリットと言えるでしょう。
 
 
様々な業務を学べる
大手サロンの場合、受付、施術、事務や電話応対、清掃などの業務をそれぞれ分担をしていることが多いですが、個人サロンはそれらの業務を個人で全て行うことが多いもの。そのためエステの知識や技術だけに限らず、経営ノウハウや事務処理などの様々な業務を学ぶことができます。
いずれ独立して開業したい人にとったらあらゆる業務を学べるのはメリットと言えます。サロンのオーナー直々に経営のあれこれを伝授してもらえるのも個人サロンならでは。
 
 
特化した技術やサービス
サロンによっては一つのジャンルや専門的な施術に特化したことをウリにしている所もあります。オーナーのこだわりの施術を行うサロンやリラクゼーションをモットーにしたサロン、オールハンドで行うサロンなどその種類は個人サロンによって違いがあります。
そのため個人サロンは独自の方針を掲げていたり、個性やコンセプトが明確なサロンも多く存在していると言えます。
 
 

個人サロンのデメリット

サロンワークは受付や売上管理、顧客管理、サロンの清掃などを行う、いわばエステの裏方のお仕事。事務的な作業も多いため、施術経験がない人でも働くことができます。
もちろんエステティシャンもサロンワークを行いますが、把握しきれない内容や補助的な役割でアルバイトやパートを雇っているサロンも多いでしょう。
 
 
一人あたりの仕事量が多い
メリットの項目でも触れましたが、様々な業務を学べる反面、一人あたりの仕事量が増えてしまうデメリットも。効率よく仕事ができるようになるまでにはある程度の経験が必要かもしれません。技術面でもしっかりと責任を持って対応できるようにしておくことが求められます。
大手サロンなら受付スタッフと施術スタッフは別で募集していることもあり、業務を分散化することができますが、個人サロンはそれらを全て行うことが求められるので大変さを感じる部分と言えるでしょう。
 
 
求人が少ない
個人サロンはそもそも求人数が少ないため、なかなか希望するサロンで働けないというジレンマを抱えることもあるでしょう。特に居心地の良い環境のサロンは退職する人も少なく、従業員が欠けることもないためよほどのことでない限り募集をかけません。
そのためもし求人を見つけたらすぐに応募をしてタイミングを逃さないようにしましょう。
 

 
 

3、自分に合った職場選びのポイント

エステティシャンのお仕事選び!大手と個人サロンの違いとは?
 
 

どんなエステティシャンを目指したいか

大手でも個人でもエステティシャンという仕事に誇りを持って行うことに変わりはありませんが、もっと掘り下げて考えてみると自分がどちらのサロンに適しているかがわかると思います。ポイントは「どんなエステティシャンを目指したいか」という点です。
エステティシャンを経験した後、指導したり運営などに携わりたいという目標がある人は大手サロンの方が向いているでしょう。経験や実力、年齢に応じてキャリアアップを目指せるのは大手サロンだからこそできること。また結婚して出産をした時の、育休や時短勤務にも問題なく対応してもらえます。
一方で、生涯エステティシャンをやりたい人や自分でサロンを持ちたいと考える人は個人サロンが適していると言えます。一人のお客様にじっくり時間をかけてコミュニケーションをとりたいという考え方や緻密なプランなどがあるなら、プライベート空間を大切にするスタイルや技術以外にも経営ノウハウを学ぶことも可能です。
自分の価値観やライフスタイルに合致する働き方ができるのはどちらのサロンか、一度じっくり考えてみることが最適な職場選びのポイントと言えるでしょう。
 
 

4、まとめ

エステティシャンのお仕事選び!大手と個人サロンの違いとは?
 
エステティシャンになったら楽しく働きたい、とただ漠然と考えるのではなく、自分の望む働き方や理想のエステティシャン像というものを、あらかじめイメージしてみましょう。そうすると自分に適したサロンを見つけることにもつながり、エステティシャンとしてやりがいを感じながら働くことができます。
ぜひ今後のサロン選びの参考にしてみてくださいね。