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美容部員は正社員や派遣といった働き方が多いですが、バイトの募集を行っている化粧品メーカーもあります。その中でも「学生OK」の美容部員の求人はあるのでしょうか?
今回は学生が美容部員のバイトをする上で気になる仕事内容や、働くメリット・デメリットを解説します。
美容部員は学生でも、バイトとして働くことは可能です。ただ誰でも働けるというわけではなく、「美容専門学校に通う学生」や「接客経験のある学生」が採用に有利になるようです。また土日に出勤ができることや、フルタイムの勤務ができることを条件にしている場合もあります。
美容部員の勤務形態はシフト制であることが多いので、早番と遅番で交代して勤務します。学生のバイトも同様に、フルタイムで勤務できる人の方が採用されやすいかもしれません。
ただ学生という事情を考慮して、シフトを調整してくれたりテスト期間中はシフトを入れないようにしてくれる場合も。
店頭に立つ前に、商品知識や接客マナー、美容部員として身につけておきたい知識や技術を研修で学ぶことができます。学生のバイトの場合は、先輩のフォローや雑用が中心となりますが、一人で店頭に立っても恥ずかしくない振る舞いとお客様対応を身につける必要があります。
学生のバイトは、先輩の美容部員のフォローがメインとなります。接客で必要なものを用意したり、在庫の確認や後片付けなどを行い、先輩がスムーズに接客ができる体制を整える役割があります。自分で接客を行う際も、専門的なことや技術が必要な接客は、先輩の美容部員がやってくれるので安心です。
ただ店によっては、正社員とアルバイトの仕事内容に差がないところもあります。バイトといっても店頭に立つ以上、一人の美容部員として責任と自覚をもって働くことを求められることも。その分覚えることも多く、「学生だから」という言い訳は通用しません。
その分やりがいを感じられ、美容部員として身につくことが多いため、スキルアップにつながります。
ちなみに、美容部員として働くと以下のような仕事内容になります。
お客様の要望をヒアリングし、それに応じたアイテムを提案したり商品説明を行います。リップやアイシャドウなどは、自分の手の甲や腕に塗って色や質感を見せながら接客をするとわかりやすく、購入にもつながりやすいです。
タッチアップとはお客様の肌に直接触れてスキンケアやメイクをして、実際に使用感や色をお試ししていただくことです。タッチアップにはメイクの知識と技術が必要になるため、美容部員の腕の見せ所といえます。
新作コスメが発売されたら入り口付近に陳列をして、お客様の目に止まりやすいようにディスプレイします。商品はお客様が手にとって見ることにより、テスターが汚れたり陳列が乱れやすくなるため、こまめにチェックして常に美しさをキープすることを心がけます。
お客様のタッチアップの時に使用する、ブラシやパフをお手入れするのも美容部員の仕事です。これらの雑用はバイトに任されることも多いです。ただお客様の肌に触れるものなので、衛生面の管理はとても大切なこと。お手入れや掃除は、丁寧に行う必要があります。
お客様の個人情報・肌の悩み・購入された商品などを記入したカルテやデータの管理を行います。新商品の発売前やイベントが開催される時には、顧客の方にDMを送ることもあります。
商品の発注、検品、品出しなどの商品管理全般を行います。売れた商品の補充をしたり、売れ筋商品は多めに在庫を確保しておいたりと、商品の動向をしっかり把握することも美容部員には求められます。
<メリット>
美容部員のアルバイト・パートは未経験でもスタートできるため、コスメが好きな気持ちさえあれば誰にでも挑戦できます。もちろん美容部員や美容業界の経験者、専門学校などで学んだ経験がある人は優遇されやすいでしょう。
女性なら毎日メイクや肌のお手入れを欠かさずにしていますが、美容部員であれば美のプロという立場のため、より美容に関する知識が身に付いたりメイクが上手になるといったメリットがあります。
美容部員という職業柄、周りから憧れの目で見られたり、自分の働くブランドの商品を安く購入できるのもうれしい点と言えるでしょう。
アルバイトやパートは「週3日〜」「1日4時間〜」のような条件で働くこともできるので、プライベートとの両立がしやすくなります。特に主婦やママにとって家事や育児との両立がしやすいので、女性が長く活躍することができる職種とも言えるのではないでしょうか。
学生時代のバイト経験は、就職でアピールする材料になります。接客業で身についたマナーやスキル、美容部員という職業で得た知識や技術は、自分のとっての強みです。
自分のバイトしていた化粧品メーカーで就職を目指すのであれば、バイトをした実績を評価されて採用に有利になるかもしれません。美容業界全般、接客業を目指す際にも、美容部員として働いた経験を活かすことができるはずです。
美容部員のバイトをすると、接客マナーを習得することができます。接客マナーは一般的なビジネスマナーと通ずる部分があるので、今後の人生において役に立つことが多いです。
学生にうちに身につけておくと、社会人として安心してスタートできるでしょう。
接客を通してコミュニケーション能力が高くなることもメリットです。はじめは緊張してうまく接客できなかったという人も、だんだん慣れて自分のペースで接客をできるようになります。
<デメリット>
学生がバイトをする上で苦労することは、学業とバイトの両立です。シフトの融通がきくところなら問題ありませんが、フルタイムの勤務を求められたり学生という立場を理解されないところでは、両立ができずにバイトを辞めなくてはいけないケースも。その課題をクリアにしてバイトができる環境が好ましいでしょう。
美容部員のバイトは勤務中は立ちっぱなしのため、体力的に負担がかかる仕事です。若くて体力に自信のある学生でも、一日中立ちっぱなしの状態は足が痛くなったりむくみやすくなるもの。
職業柄仕方のないことですが、ある程度の体力が必要になることは想定しておきましょう。
商品の種類や色、品番、使い方を把握することはもちろんのこと、オーガニックブランドであればオーガニックの知識が必要になったり、スキンケアアイテムを取り扱うブランドであれば肌の構造やスキンケアの知識も必要になります。
美容部員のバイトは覚えることがたくさんあるため、自宅で復習したり先輩に教えてもらうなどの勉強も必要です。
学生でも美容部員のバイトをすることは可能です。条件や仕事内容に制限がある場合もありますが、美容部員を志す学生ならぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?