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美容部員を「辞めたい」と思う瞬間、円満退職の方法や次のステップは?

美容部員が「辞めたい」と思う瞬間、円満退職の方法や次のステップは?
 
女性の憧れの職業の一つでもある美容部員。晴れて美容部員になることができたものの、精神面や体力面において限界を感じ始めると、つい「辞めたい」と思ってしまうこともあるかと思います。
華やかなイメージの強い美容部員の辞めたくなる理由や円満に退職する方法、もし辞めた場合の次なるステップはどんな道があるのかをご紹介します。
 

 

1、美容部員を辞める理由

 

体力的な限界

美容部員はいつも笑顔で美しい佇まいであることが当たり前のように思いますが、それをキープするのって実はとても大変なことなのです。なんといっても美容部員のお仕事は一日中立ちっぱなしの状態。ヒールを履いていれば足にかかる負担は相当なものになります。
その上で、お客様への接客を行い自分自身の姿勢や表情も維持しなくてはいけないので、体力的に厳しいと感じるようになり退職を考える人も多いようです。
 
 

ノルマが厳しい

最近はノルマがないところも多く存在していますが、美容部員には個人個人にノルマを課せられることもあります。ノルマがあることで店全体の売上増加に貢献できたり、それを達成するために様々な努力をすることで自分のスキルアップにもつながるので、悪いことばかりではありませんがノルマをプレッシャーに感じてしまうことも。
「今月のノルマを達成できなかったらどうしよう…」という気持ちを抱えながら仕事をしていると、焦りや不安からモチベーションの低下を招いてしまい、それが辞めたくなる原因となるようです。
 
 

待遇や給料に不満

美容部員は肉体労働と感じる面もあり、またノルマを意識した接客やお客様からのクレームを受けることも少なくないので、華やかなイメージを抱いて仕事を始めた人にとっては理想と現実のギャップに戸惑ってしまうことでしょう。
そんなハードな一面がある美容部員の給料は月給18〜21万円くらいが相場となっていて、仕事内容を考えると給料に不満を感じる人もいるようです。ただ基本給はそれほど良くなくてもノルマを達成できれば評価対象となったり、インセンティブや手当がもらえることもあるので、その人の能力に応じて個人差が生まれやすい職業と言えるかもしれません。
 
 

人間関係

美容部員に限ったことではありませんが、職場の人間関係に悩みがあるとそれが退職理由となってしまいます。毎日顔を合わせて仕事をしなくてはいけないので、人間関係でトラブルがあったり合わないと感じる人がいると大きなストレスとなります。
女性だけの職場環境は仲が良くチームワークがあることが多いですが、一度こじれてしまうとなかなか修復がしにくい面もあり、そうすると人間関係の悩みが生じてしまう原因になってしまうのです。
 
 

2、辞めるタイミングや言い方、円満に退職するには

 
美容部員が「辞めたい」と思う瞬間、円満退職の方法や次のステップは?
 

最低でも1ヶ月前には伝える

本音を言うと辞めることを決意したらすぐにでも退職をしたいところですが、現実的にそれは難しいものです。一般的に辞めることを伝えるのは、最低でも1ヶ月前には言う必要があります。可能であれば2〜3ヶ月前くらいの方が余裕を持って辞められるので、できるだけ早めに伝えるようにしましょう。
というのも貴重な人材が一人欠けることで、次の新しい人材確保のために求人募集を行わなくてはいけなかったり、自分の仕事や顧客の引き継ぎなどもする必要があります。円満に退職するには最後まで責任を持って務めることを心掛けましょう。
 
 

前向きな退職理由を述べる

退職したい旨を伝えたら、「なぜ辞めるの?」と必ず聞かれることでしょう。気心が知れた関係性なら本音を伝えても良いかも知れませんが、あまりネガティブすぎる内容や強い不満を抱えた内容の退職理由では印象が良くありません。
円満に辞めるには、「仕方がない理由」「今の職場では不可能な理由」であることがベスト。例えば結婚や出産、体の不調が理由であれば仕方がない理由として受け入れられます。また、別の職種に転職をしたい場合やキャリアアップをするための転職は、今の職場では不可能な理由と判断されます。
気持ちよく辞めるためにも、「ここでの経験を活かして新たな環境で頑張りたい」などの前向きな退職理由を述べることが望ましいでしょう。
 
 

3、美容部員の次のステップは?

 
美容部員が「辞めたい」と思う瞬間、円満退職の方法や次のステップは?
 

キャリアップを目指す

職場環境や給料などに不満があって、美容部員の仕事そのものは続けたいという意志があればキャリアアップを目指した転職を考えてみましょう。現在の職場で身についたスキルを活かして、給料や待遇面が良くなる環境を目指すのです。
経験者であれば店長やマネージャーとして採用してもらえるケースもあり、給料アップだけではなく役職がつくことで自分のやりがいにもつながります。キャリアを磨きたい人や美容部員を長く続けたい人は、このような道が向いているかもしれません。
転職を失敗しないためには、自分の希望やプランを明確にすることや転職エージェントを利用してみるのも◎
 
 

エステティシャンや美容カウンセラー

美容部員を辞めて次なるステップを考えるなら、今まで培った経験を活かせる職業が良いですよね。もし同じ美容業界の中で考えるなら、エステティシャンや美容カウンセラーがおすすめ。
美容部員で学んだ肌の知識やメイク技術、また高いコミュニケーションスキルはエステティシャンや美容カウンセラーという仕事にとても役立ちます。エステティシャンの経験はなくても、美容部員をしていた経験があれば採用の際にも優遇されるかもしれません。
人を美しくする仕事が好きなら美容に携わることができる環境で再スタートをすると、また新たなスキルを磨くことができるでしょう。
 

 

 

アパレル店員

オシャレをすることが好きであれば、アパレルショップの店員を目指してみるのも良いでしょう。基本的に仕事内容は、商品を販売することが目的のため美容部員と似ています。そのため美容部員で鍛えた販売能力を存分に発揮して働くことができるでしょう。
またアパレル店員の場合、美容部員に比べてオシャレの自由度が高く、メイクはもちろん髪型やネイルも好きなように楽しめることもメリットの一つと言えるのではないでしょうか。
 

 

営業

美容部員で学べることはたくさんありますが、なかでも巧みなトークスキルはどのジャンルの職種においても活かすことができます。特に営業の仕事は、いかに相手の心をつかむことができるかが重要になってくるので、美容部員で身に付けた話術を活かして活躍することができるでしょう。
 
 

4、まとめ

 
美容部員が「辞めたい」と思う瞬間、円満退職の方法や次のステップは?
 
美容部員はやりがいのあるお仕事ですが、体力的にキツイと感じたりノルマによるプレッシャーや接客業ならではの大変さが原因で、辞めたくなることもあるようです。
たくさんの経験をさせてもらった職場は、できるだけ円満に退職したいもの。そのためには早めに伝えることと、今後のプランをしっかり立てておくことが大切です。美容部員で培ったスキルを活かして、さらなる飛躍を目指しましょう!