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今話題の美容部員の「オンライン接客」って?

今話題の美容部員の「オンライン接客」って?
 
昨今の社会情勢によりステイホームが促されていたしばらくの間、飲食店や百貨店なども自粛をする動きとなり、接客業をしている人にとってはもどかしさを感じる期間だったと思います。営業をしていたお店に関しても、お客様の肌に直接触れるような接客は自粛するなど、制限がある中で仕事をしなくてはいけなくなりました。
そこで登場したのが「オンライン接客」です。アパレル業界でも導入されているオンライン接客ですが、美容業界でも取り入れる企業があり、現在注目されている接客方法です。そんな美容部員のオンライン接客についてまとめました。

 


 

 

1、美容業界の現状と取り組み

 
美容業界はお客様の近くで接客を行うことが基本のスタイルです。特に美容部員はタッチアップと呼ばれる、お客様の肌に直接触れてスキンケアやメイクのアドバイスを行う接客をすることになるため、現状ではタッチアップを自粛をしている企業が多いでしょう。最近では徐々に自粛の動きが緩和されつつありますが、それでもスタッフのマスク着用や消毒の徹底などは引き続き行なうことが当たり前となってきています。
またお客様にもマスクを着用して来店されるようにご案内したり、アルコール除菌を促す取り組みを行なっています。商品の使用感や色味などをお試しいただけるテスターを店頭から下げたり、不特定多数の人が使うことになるものに関しては使い捨てできるものに切り替えるなど、感染予防対策を徹底して営業を再開する流れとなっているでしょう。

 
 

2、オンライン接客とは?

 
今話題の美容部員の「オンライン接客」って?
そんな衛生面や接客スタイルに配慮をしながら営業をする一方で、オンライン接客を取り入れる企業もあります。美容部員のオンライン接客とは、インターネット上で美容部員が商品説明をしたり使用感を公開したり、またチャットを通じてお客様からの質問を受けることを目的にはじめられたサービスです。
オンラインショップで商品を購入することも可能ですが、美容部員の生の声を聞けるので、より詳細を知りたいお客様や、買い物は接客を受けて購入したいお客様にとってはありがたいサービスといえるでしょう。そのほかにも子育て中のママや地方在住の人にもニーズが高いようです。
また自粛ムードが続いたことによる、売上や消費者の購買意欲の減少、美容部員の働く意欲の低下などを、このオンライン接客を通して改善することも期待されるでしょう。

 
 

3、メリットとデメリット

 
<メリット>
 
今話題の美容部員の「オンライン接客」って?
 

モチベーションが上がる

長期間美容部員として仕事をしていないと、やる気やモチベーションが下がってしまい働く意欲がなくなってしまった人も少なくないでしょう。そんな人でもオンライン接客を通して再び仕事の楽しさややりがいを見いだすことができ、美容部員のモチベーションを向上させることができるでしょう。

 

顧客が増える

オンライン接客を行うことで顧客が増えるというメリットもあるようです。親身になったアドバイスや的確な商品説明などをすることによって、お客様の信頼を得られファンがつくことも考えられます。美容のプロである美容部員によるオンライン接客は、実際の接客とはまた違う良さがあることが魅力の一つでしょう。

 
 
<デメリット>
 
今話題の美容部員の「オンライン接客」って?
 

直接触れることができない

オンライン接客の最大のデメリットは、直接対話したり肌に触れて商品の良さを伝えることができない点です。美容部員はタッチアップが売上に繋がるためのアプローチの一つと考えられるため、積極的に行なっているブランドが多いですが、オンライン接客ではそれが一切行えない状態です。
パソコンの画面越しでしかお客様の悩みを汲み取れないので、どうしてもその隔たりに悩まされてしまうこともあるでしょう。

 

接客の手応えを感じにくい

対面での接客はお客様とコミュニケーションをとりながら、商品の購入に至るまでが一連の流れとなります。一生懸命接客したのに空振りの時もあれば、接客をして商品を購入してもらえた時の達成感は格別でしょう。
その接客の一喜一憂は美容部員にとって苦労する部分でもあり、やりがいにもなる部分ですが、オンライン接客ではその手応えを感じにくい傾向にあるでしょう。
ですがオンライン接客でも丁寧に対応することを心がけることが、お客様の信頼や満足度を高めることにつながるため、今できることを最大限に活かした接客を行うようにしましょう。

 
 

4、まとめ

 
今話題の美容部員の「オンライン接客」って?
従来通りの接客スタイルを取り戻すにはまだ時間がかかりそうですが、これからは衛生面に気を配った接客やオンライン接客のような、新しい接客スタイルを目指していくことが求められるでしょう。
美容部員の知識や経験を活かして、今の時代に合った接客スタイルを確立することが理想ですね。