新卒の採用と違って、中途採用では即戦力が求められます。そこで必要になるものが、職務経歴書。
条件がいい企業や人気がある企業ほど志望者が多い為、採用担当者は職務経歴書などの書類を大量に読むことになります。
そんな中で職務経歴書の書き方がイマイチで書類審査で落とされてしまったなんてことのないように、
しっかりとコツを押さえましょう!
INDEX
履歴書だけでは不足しがちな情報を補い、自分のキャリアや実績をアピールする重要な書類が職務経歴書です。 履歴書よりも手を抜きがちになってしまう書類ですが、今まで働いてきた会社で何を学び、どんな技術を身に付けてきたのかを企業に伝えるとても大切なものです。 内容をしっかり充実させて書類選考を華麗に通過しましょう!
読みやすいようにレイアウトを工夫してキレイに仕上げているのが好印象です。 内容も端的にわかりやすく、更に応募する企業の求人ニーズに合った部分を選択してまとめているところが良いですね。
見やすさはとても重要です!上下・左右20mm前後の余白が理想です。 また、見出しなどを太文字にしたり、簡潔に箇条書きにしたりして要点を見やすくしているのも良いです。
履歴書は手書きが良いという話も企業によってはありますが、 職務経歴書はパソコンの力を借りて読みやすくまとめた方が採用担当者の目にとまります。
今までどんな業務をこなし、そこでどんな実績を作ったのかが明確にまとめられています。
さらにその業務内容が応募した求人と、どの程度マッチしているのかをチェックすることで、採用担当者があなたの活躍の可能性を判断する材料となります。
例えば、店長候補の求人に応募した際に「アルバイトの研修を指導した」という経験をアピールすれば、採用担当者はあなたにスタッフの教育を任せられるという点を評価します。
このように、応募した求人で今後活かせそうな経験をピックアップすることで良い自己PRとなります。
履歴書と変わらない内容の職務経歴書では印象を悪くすることもあります。
市販の職務経歴書の用紙は、履歴書と似たようなものがほとんどです。
その場合はそのまま使わず、自分なりに項目を立てて、相手に伝わりやすいまとめ方にする工夫をしましょう。
紙いっぱいに文章を詰めたり、文字を大きく書いたりするのは見づらくてマイナスの印象に繋がる恐れも…。
字が汚いとそれだけで書類に目を通してもらえなくなってしまう可能性があります。 字からやる気を見られることもあるので、手書きの場合は一文字ずつ丁寧に書くよう心掛けましょう。
入社・退職のみの羅列だけでは中身がありません。見た目から熱意が感じられないと受け取られてしまっては完全にNGです。 あなたがその職場でどんな業務を行ってきたのかまずは些細な事までリストアップして、その中から特に企業に伝えたい内容をピックアップすると良いでしょう。
ここで職務経歴書を何のために書くのかもう一度考え直してみましょう。 企業に「この人は即戦力だ!」「こんな能力があるんだ」とわかってもらえるように、 行ってきた業務の中でどんな実績を上げたか、何を学んできたか、自分のどんな特技を活かしてきたかなどを添えて自分をアピールしましょう。
1枚でまとめるのが基本
熱が入りすぎてつい内容が長くなってしまうのも、文章を整理する能力がないという印象を与えてしまい逆効果です。要点をを絞り込み、簡潔にまとめるのがポイントです。 印刷用紙は書類でよく使われるA4サイズか、履歴書と同じB5サイズのどちらかにしましょう。 それ以外は提出書類としてはあまり一般的なサイズではないので、指定がない限りは避けた方がベターです。
見やすく丁寧に
手書きで不利になることはありませんが、見やすさは断然パソコンがオススメです。作成する過程でも、パソコンのほうが修正しやすいので書き直す手間と時間が省けます。 パソコンで書いたからと言って、手抜きと思われることはないので安心してください。手書きなら見やすく丁寧に仕上げることが絶対です。最後は誤字脱字がないかのチェックを怠らないようにしましょう!
箇条書きで自分のアピールポイントを探そう
職務経歴書をいきなり書き始める前に、まずは素材集めが大切です。文章を考える前に、自分の能力や実績などのアピールポイントを箇条書きで書き出していくと良いでしょう。 書き出した中から、アピールポイントになりそうな項目とそこまででもない項目に振り分けてから文章の構成を決めていくと、スムーズです。
職務経歴書は、履歴書と違ってあくまでも仕事に焦点を絞って自分をPRする書類です。 キャリアや能力を効果的にアピールできる場ではありますが、細かくダラダラと書くのはNG。 大切なのは、企業側が知りたいことにポイントを絞り、それをクローズアップして伝えることです。 しっかりした職務経歴書が提出されていれば、更に進んだ内容の話をすることができるので合格に一歩近づきます。
採用側が職務経歴書でチェックすること
企業が応募者について知りたいことはこの2つです。
用紙の中央の最上欄に「職務経歴書」と記入します。
履歴書と提出日が一緒であれば、履歴書と統一。 基本的には日付は提出日、もしくは郵送する日を記載します。
職歴を書き出す前に記入しておきましょう。
入社時期の古い順に勤務していた会社名を記入します。 資本金・年商・従業員数などの情報を入れる事で、勤務してきた会社の規模などがわかりやすくなります。
期間・業務内容・実績を簡潔に記入しましょう。 あれもこれもダラダラ書かず、アピールしたいポイントだけをまとめ、一目で見てわかりやすいように心掛けましょう。
職務経歴書に盛り込みたい情報
営業成績、企画立案など実務能力の高さをアピールしましょう。
業務でおこなったスキルを記入しましょう。 資格がなくても、研修などを受けた実績があれば問題ありません。 志望企業でいかに貢献できるかのアピールのしどころです。
直属の部下の人数を記入することで、統率力やコミュニケーション能力を説得力をもってアピールできます。
社長賞、社内・外コンテストでの受賞など、実務能力や実績を証明するものや数字があれば積極的に記載しましょう! ここでは遠慮と謙遜は不要です。
シート作成が苦手という方でも大丈夫!サンプルをダウンロードして、それに合わせてあなたの職務経歴書を完成させましょう。 “転職回数が1回の方用”と“転職回数が多い方用”の2種類のシートをご用意しました。もちろんこのシートを自分用にカスタマイズしてもOKです! 下のボタンからそれぞれダウンロードすることができます。
1社での取り組み・実績をしっかり書けるシートです。
記入する項目が少なくても内容が薄い印象を与えないレイアウトになっています。
多い情報を簡潔にまとめられるレイアウトです。
記入する内容が多くても見やすくスッキリとまとめられます。
最終確認!
企業に提出する前に、職務経歴書の必要記入欄が
全て埋まっているか必ずチェックしましょう!
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