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正社員やアルバイトとも違う働き方「業務委託」って?

正社員やアルバイトとも違う働き方「業務委託」って?
 

 

1、「業務委託」とは?

最近よく聞く「業務委託」という働き方。働き方が多様化している今、エステティシャンも業務委託というスタイルで働く人が増えてきているようです。ではこの業務委託とは一体どのような働き方なのでしょうか?
業務委託とは、企業に雇用されるのではなく、企業と対等の立場で業務の契約を結ぶ働き方のこと。つまり正社員やアルバイトのように雇用されずに、個人で仕事を請け負うということになります。
 
業務委託には大きく分けて2つの契約があります。
 
・委任契約 
 
・請負契約
 
「委任契約」は依頼元の業務の遂行を求められますが、「請負契約」は納品物を決められた期日までに納品することが求められます。一括りに業務委託と言ってもこのような2つの違いがあることを知っておきましょう。
 
 

2、業務委託の働き方は?

正社員やアルバイトとも違う働き方「業務委託」って? 業務委託の働き方は?
 

自由な勤務時間

エステティシャンが業務委託で働く場合、勤務時間はどうなるのでしょうか?
多くのサロンはシフト制を設けている所がほとんどです。時間で交代をして勤務をするスタイルですね。
また業務委託ならではの、自由出勤というスタイルもあるようです。これはお客様の施術の時間だけ出勤をすればいいので、毎日決まった時間を拘束されることがなく自由が効く働き方ができます。勤務日も勤務時間もお客様に合わせた出勤ができるため、主婦やダブルワークを希望する方なんかにはとても魅力的な働き方と言えるでしょう。
 

給与?報酬?

気になる業務委託の給与は、契約を結んだ時の金額を業務委託料として”報酬”という形で支払われることになります。正社員やアルバイトのような雇用契約を結んだわけではないので、”給与”という形には当てはまらないことになるのです。
完全歩合制となることが多い業務委託のため、極端な話、お客様を1人も施術しなければ、報酬はゼロということになります。ただサロンによっては、時給制や最低保証制度などによって月々の給与は保証される所もあるので、安心して働くことができるようです。
 
不安定なイメージを持ちやすい業務委託ですが、頑張れば頑張った分だけ評価されます。報酬アップや職位ランクが上がったり、正社員登用ができるサロンも存在するので、業務委託であってもやりがいを感じられたり高収入を目指すことだって可能ということになりますね。
 
 

3、業務委託のメリットとデメリット

正社員やアルバイトとも違う働き方「業務委託」って? 業務委託のメリット
メリット
 

自分のペースで働ける

業務委託の最大のメリットは自分のペースで働けるということではないでしょうか。正社員であると毎日決まった時間に出勤をしなくてはなりませんが、業務委託の場合は自由に決められることが多いので、自分のペースで働くことができます。
また業務委託においてノルマはNGとされているので、エステティシャンにありがちなノルマに悩むということもなく、ストレスを抱え込まずに働けるのもうれしい点と言えますね。
 

自分のスキルや得意なことを生かして高収入も

業務委託はエステティシャンとしてのスキルを試すにはとてもいい環境と言えます。もちろん雇用されていてもスキルを磨くことは可能ですが、業務委託の場合は施術や接客にいたるまで、トータルで自分のスキルや責任が伴ってきます。報酬にもつながることから、それがモチベーションとなりスキルを試せたり、より技術向上を目指せることにもなるのです。
またエステは様々なジャンルがあります。自分が得意とする分野を最大に活かして働けば、それが自分の持ち味となり集客にもいい影響を与えるでしょう。
これらのことがきっかけで、高収入となることも夢ではないかもしれません。
 
 

正社員やアルバイトとも違う働き方「業務委託」って? 業務委託のデメリット
 
デメリット
 

労働法が適用されない

業務委託で働くということは労働法が適用されないというデメリットがあります。全ての雇用関係を結んでいる労働者はこの労働法に守られていると言えるのに対し、業務委託にはこれが当てはまりません。
となると、社会保険がないために、健康保険や失業保険・労災保険がなかったり、残業や育休なども適用されません。有給などもないので、体調不良や身内の不幸などで働けない状況には業務委託であると不利な環境になってしまいます。また突然契約を打ち切られるということも覚悟しておく必要があるでしょう。
自由に働けるスタイルの裏には、働く上での保証がされないために全てを自分で管理をして責任を持たなくていけないということになるのです。
 

税金の申告

業務委託で手間がかかることと言えば、確定申告などの税金の処理について。通常雇用されている立場なら全て会社に任せておけば良いのですが、業務委託はそうはいきません。
そのため確定申告に関する知識は自分で身に付けておくことが求められるでしょう。
 
 

4、どんな人が向いている?

正社員やアルバイトとも違う働き方「業務委託」って? どんな人が向いている?
 

ママや自分のスタイルを確立したい人

では業務委託はどのような人が向いていると言えるのでしょうか?ご紹介した通り、比較的融通が利いて自分のペースで働くことが魅力な業務委託は、子育て中のママにはとても働きやすい環境と言えるでしょう。
 
もし正社員やパートとして働いていた場合、子供の病気や行事、夏休みなどによって急に休まなくてはいけなかったり、仕事ができない状況に陥ることが多々あります。でも業務委託なら自分で調整して働くことができるのが何よりもありがたいこと。
また雇われるのではなく自分のスタイルを確立したいと願う人にも業務委託はオススメ。やりたいことやなりたい自分のイメージを明確に持っているのであれば、充実した働き方ができるでしょう。
性格で向いているタイプを表すなら、責任感がある、意欲的で夢や目標を持っている、冒険心がある、マイペースなタイプの人なら、ストレスなくやりがいを感じて働けるのではないでしょうか。
 
 

5、まとめ

正社員やアルバイトとも違う働き方「業務委託」って? まとめ
 
一つの働き方として確立してきている、業務委託というスタイル。なかでもエステティシャンは、収入アップを見込めたり自分らしさを大切にしながら働くことができるので、今後の働き方の選択肢に入れてみると良いかもしれませんね。