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美容師になるために必要なことって?資格や求められる人材について

美容師になるために必要なことって?資格や求められる人材について
 
美容業界の中でも美容師は人気の職業で、「いつか美容師になりたい」と憧れを抱いている人も多いと思います。美容院の数は全国で25万軒以上もあり、美容師として活躍する人もたくさん存在していますが、だからといって誰でも目指せる職業というわけでもありません。
専門的な知識と技術が必要な上、忍耐力や向上心も求められる美容師。美容師になるためにはどのようなステップを踏めば良いのでしょうか?

 


 

 

1、美容師になるための学校

 
美容師になるためには、美容コースを専攻できる短大や美容専門学校に通う必要があります。独学で美容師を目指すことは難しいので、美容師に関する知識や技術を学べる学校に通うことから始まります。
一般的に美容の短大や専門学校は、2年の課程を修了して卒業することになります。夜間や通信(通信は3年間)で受講できる学校もありますが、通信の場合は基本は自宅学習で、スクーリング期間は授業に参加をして学ぶスタイルとなります。転職をして美容師を目指したい社会人や、美容院で働きながら学びたい人に向いているでしょう。
学費は昼間課程で200万円ほどかかり、決して安くはありません。専門的な学習内容となるため教材費や実習費が多くかかることが理由の一つといえるでしょう。夜間や通信なら学費を抑えることが可能ですが、卒業までに時間がかかったり美容師免許の合格率が下がる傾向にあるといったデメリットもあるようです。

 
 

2、美容師に必要な資格は?

 
美容師になるために必要なことって?資格や求められる人材について 
美容師に必要な資格は「美容師免許」です。美容師免許は国家資格で、この試験に受からないと美容師として働くことはできません。
美容師免許を取得するには、まず美容師養成施設を修了して受験資格を得る必要があります。美容師養成施設とは美容専門学校のような、美容師に関する勉強ができる学校のことですね。ちなみに美容師免許があれば美容師だけでなく、まつ毛エクステやまつ毛パーマを施すアイリストを目指すこともできます。
美容師免許の試験は春と秋の年に2回あり、実技と筆記の試験で構成されています。春の合格率は80%程度といわれているため、在学中に真面目に取り組むことが合格するためには必要不可欠でしょう。

 
 

3、スタイリストデビューまでの流れ

 
 
美容師になるために必要なことって?資格や求められる人材について 
美容師免許を取得して憧れの美容院に就職をしたとしても、すぐにお客様の髪をカットできるわけではありません。美容師はまずアシスタントとして働き始めて、経験を積む期間が必要となります。一般的にこのアシスタント期間は3年といわれており、最初はシャンプーやマッサージ、店内の清掃などの雑務からスタートし、次にヘアカラーやブロー、パーマやヘアセットの技術を習得し、最終的にカットができるようになった頃に技術テストに合格をして、晴れてスタイリストデビューをする流れとなります。
美容師として”お客様のカットやカラーを全て一人で行い、次回指名をもらってまた自分が担当する”ということが目標になると思いますが、そこまでは長い道のりがあるようです。アシスタント期間にモチベーションが下がって辞めてしまう人も多いため、美容師になるためには地道に努力する忍耐強さが求められるでしょう。

 
 

4、求められる人材は?

 
美容師になるために必要なことって?資格や求められる人材について

 

向上心がある人

美容師は専門学校に通って美容師免許を取り、そのあとアシスタント期間を経てからでないと一人前にはなれません。またスタイリストとして働き始めても、向上心を持って仕事に向き合わないと、すぐに技術が衰えたりライバルに抜かれてしまうこともあるでしょう。「もっとカット技術が上手くなりたい」「リピーターを増やしたい」といった向上心は自分自身を成長させるきっかけとなります。
挫折を味わったりモチベーションが下がっても自分の中で切り替えて、新しい目標を見つけて頑張れる人は美容師になって活躍することができるでしょう。

 

コミュニケーション能力がある人

美容師は技術だけが必要というわけではなく、接客業である以上コミュニケーション能力も求められます。お客様とのカウンセリングや施術中の会話や気配りは、美容師として大切にしなくてはいけない部分。
またコミュニケーションは一緒に働くスタッフとも取らなくてはいけません。先輩にわからないことを聞いたり、日常の何気ないやりとりも連携して働くためには必要です。人と話すことが好きな人や社交的な人は美容師の素質があるでしょう。

 

体力に自信がある人

美容師は基本的に立ち仕事なので、体力がないと続きません。またアシスタントの期間は営業前や勤務後に練習をすることも多いので、拘束時間が長くなりやすいもの。そんな状況でもタフにこなせる自信があると、体力的に辛さを感じた時も乗り越えることができるでしょう。
ただ無理をしすぎても長続きはしないので、休憩時間や休みの日に効率よく体を休ませることも必要です。

 

「人をキレイにしたい」という強い気持ち

美容師として「人をキレイにしたい」という信念は、いつになっても持ち続けなくてはいけないこと。美意識の高さも必要ですが、お客様をキレイにしたいという強い気持ちがなければ、やりがいを感じることができません。
自分に対してだけではなく、人をキレイにする仕事に興味がある人は、美容業界が求める人材といえるでしょう。

 
 

5、まとめ

 
美容師になるために必要なことって?資格や求められる人材について
美容師になるには様々なハードルを乗り越えて、努力した人だけがなれる職業です。一人前になるまでに時間はかかりますが、手に職をつければ一生モノの自分の強みとなります。
焦ったり周りと比べるのではなく、自分がどんな美容師になりたいのかを明確にして、日々練習をすることが憧れの美容師になる近道です。