美容師のアシスタントは美容師を目指す人なら誰もが通る道ですが、そもそもどのような仕事をするのでしょうか?またアシスタント期間や給料も気になりますよね。
そんな美容師アシスタントについて解説します。
美容師のアシスタントとは、カットやカラー、パーマなどのお客様の施術を行うスタイリストをサポートする人のことを意味します。美容専門学校に行って美容師免許を取得後、アシスタントとして働くのが一般的な流れです。
美容師としてはまだ半人前の状態のため、スタイリストのサポート業務を通して、美容師としてのスキルや経験を身につけることが求められます。ただアシスタントは美容師免許を持っていなくても働くことは可能です。
美容師のアシスタントは、主にスタイリストのサポート、シャンプー、お会計、受付、店内の清掃業務が中心となります。雑用が多いため、根気強さや忍耐力が必要になるでしょう。
アシスタントでもお客様と関わる機会は多いため、コミュニケーション能力や臨機応変な対応力が求められます。
またスタイリストの指示を受けるだけでなく、自らやるべきことを考えて自主的に行動する力も必要になるため、アシスタント業務を通して様々なことを学ぶことができるでしょう。
美容師のアシスタントの給与の水準は、16〜17万円くらいだといわれています。決して給与は高くありませんが、アシスタント期間は「下積み期間」とも言われているので、これくらいが相場とされているようです。
ただスタイリストになれば給与が上がったり、歩合給がつくこともあります。スタイリストの中でもランク付けがあるところでは、位が上がるにつれ給与にも反映されるため、自分の経験やスキルに応じて給与は良くなっていくことが多いでしょう。
美容師のアシスタント期間は、だいたい3〜5年ほどといわれています。店によってスタイリストになるための条件や期間は異なりますが、一人前のスタイリストになるためにはこれくらいの期間が必要となるようです。
スタイリストになるためには、出勤前や勤務後にカットやカラーの練習をしたり、日々技術の向上を目指すための勉強をしなくてはいけません。その過酷さに耐えきれずやめていく人も多いため、技術面だけでなく精神面を鍛えることも大切です。
美容師のアシスタントは長い下積みを経験しなくてはいけないため、気合いと根性が必要です。「一人前の美容師になりたい」という強い信念と向上心を持って、アシスタント期間を乗り越えましょう!