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エステティシャンに必要な資格とは?資格の種類と取得方法をご紹介

エステティシャンに必要な資格とは?資格の種類と取得方法をご紹介
 

エステティシャンは美容師のような国家資格は必要ありません。ただ民間の資格がいくつかあるため、これらの資格の取得を目指すエステティシャンも多くいます。資格があるとキャリアアップにつながったり、採用に有利になるといったメリットもあります。
今回はそんなエステティシャンの資格の種類や取得方法をご紹介したいと思います。
 

 

1、エステティシャンに資格は必要か?

 

エステティシャンに必要な資格とは?資格の種類と取得方法をご紹介
 
女性に人気の高い職業の一つとして挙げられることの多いエステティシャンですが、この職業に就くために絶対に必要となる資格はありません。
つまり、その気になれば誰でもエステティシャンになれ、エステサロンで働くことができます。
実際に、エステサロンで正社員として採用されている方の中には何の資格も取得していないという方がたくさんいます。
看護師や医師、美容師などのように絶対に必要な資格はないので、後はやる気次第です。
 
 

2、エステティシャンの資格の種類と取得方法

 

一般社団法人 日本エステティック協会

日本における健全なエステティックの普及と発展を目的として1972年に設立された、エステティシャンの養成、教育、資格認定、関連団体との連携等の事業を展開するエステティシャンの職能団体
 

AJESTHE 認定エステティシャン

<概要>

基本的な知識・技術をもち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格
 

<受験資格>

エステティシャンセンター試験に合格、協会認定校での300時間以上コースまたは1000時間以上コースの修了、または実務経験1年以上
 

<試験内容>

【筆記試験】
・マークシート方式(出題数100問)
 
【技術確認試験】
・フェイシャル手技
・ボディ手技

<費用>

10,560円(エステティシャンセンター試験)
 
*日本エステティック協会
 
 

AJESTHE認定上級エステティシャン

<概要>

専門的な知識・技術を有し、お客様ニーズに応えるエステティックサービスを提供することで店舗・サロンの利益やお客様満足を実現できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格(AJESTHE認定エステティシャンの上位資格)
 

<受験資格>

・協会認定校にて1000時間以上コースまたはCIDESCO国際認定校コースを修了し、筆記試験・技術試験(認定校試験)に合格
 
・AJESTHE認定エステティシャン資格取得後2年以上、または通算5年以上の実務経験を有し、筆記試験・技術確認試験に合格
 

<試験内容>

【筆記試験】
・マークシート方式(100問)
 
【技術確認試験】
・フェイシャル手技
・フェイシャル機器
・ボディ手技
・ボディ機器
・メイク
・ネイル
 

<費用>

・筆記試験:11,000円
・技術確認試験:22,000円
 
*日本エステティック協会
 
 

AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー

<概要>

エステティックを総合的に深く理解し、お客様に求められる実践力とサロンでの指導力を有しているエスティシャンに与えられる資格(AJESTHE認定上級エステティシャンの上位資格)
 

<受験資格>

・AJESTHE認定上級エステティシャン資格もしくはCIDESCO資格の取得
・AJESTHE認定上級エステティシャン資格取得後2年以上または通算5年以上の実務経験
・資格取得講座の受講
・資格取得試験の合格
 

<試験内容>

【筆記試験】
・選択式問題(四肢択一、語句選択等)、60分
 
【実技試験】(プレゼンテーション、ロールプレイング試験)
・プレゼンテーション5分、ロールプレイング10分
設定されたテーマより1つを選択し、試験官2名をサロンスタッフと想定し、プレゼンテーションおよびロールプレイングを実践
 

<費用>

・33,000円(資格取得講座および受験料)
・11,000円(資格認定登録料)
 
*日本エステティック協会
 
 

「一般社団法人 日本エステティック業協会」
1987年に「全日本エステティック業連絡協議会」として設立され、今年で35年目を迎える。2003年からスタートした「AEA認定エステティシャン養成制度」のもと、高水準の技術と知識、ホスピタリティー・マインドを保有するエステティシャンの教育と育成に努めている。
 
 

AEA認定エステティシャン

<概要>

基礎知識と技術を持ち、禁忌や注意事項を理解し安全な技術提供ができるエステティシャン
(キャリアスタートレベル)
 

<受験資格>

・エステティックに関連する実務経験(フェイシャルまたはボディ)が1年以上ある方
・協会認定校で300時間以上履修コースを修了した方
 

<試験内容>

【筆記試験】
・マークシート方式(出題数100問)
・70点以上の得点で合格の判定
 
【技術力確認試験】(モデル同伴)
・フェイシャル手技
・ボディ手技
 

<費用>

・筆記試験:10,560円
・技術力確認試験 13,640円
 
*日本エステティック業協会
 
 

AEA上級認定エステティシャン

<概要>

フェイシャルとボディの総合的な知識と技術を持ち、エステティックトリートメントを技術的に熟知しているエステティシャン(サロンの中核として実践的に活躍できるレベル)
 

<受験資格>

・フェイシャルまたはボディに関して 2 年以上の実務経験を有する方
・AEA認定エステティシャン資格または他団体の同等の資格以上を取得後、フェイシャルまたはボディに関して、1年以上の実務経験を有する方
・AEA認定校カリキュラム 1,000時間以上を修了し卒業後3年以内の方
 

<試験内容>

【筆記試験】
・マークシート方式(出題数100問)
・70点以上の得点で合格の判定
 
【実技試験】(モデル同伴)
・フェイシャル手技
・ボディ手技
・口頭試問
 

<費用>

・筆記試験:14,300円
・実技試験:17,600円
 
*日本エステティック業協会
 
 

AEA認定インターナショナルエステティシャン

<概要>

多くの技術経験の上で技術的にも理論的にも熟知し、幅広い視野と柔軟な対応力で様々なコース提案ができ実践できるエステティシャン(技術や理論的な面でフォローし人材育成ができるレベル)
 

<受験資格>

・AEA上級認定エステティシャン資格取得後、フェイシャルまたはボディに関して、2年以上の実務経験を有する方
・AEA上級認定エステティシャン資格を保有し、フェイシャルまたはボディに関して、通算3年以上の実務経験を有する方
・「認定トータルエステティックアドバイザー(TEA)」
「CIDESCOインターナショナルディプロマ」
「ITECビューティーセラピスト」
「INFAゴールドマスター国際パスポート」
「ICAMアドバンストレベル2ビューティシャン」
のいずれかを保有し、フェイシャルまたはボディに関して、通算3年以上の実務経験を有する方
 

<試験内容>

【筆記試験】
・マークシート方式(出題数100問)、記述式(出題数20問)
・80点以上の得点で合格の判定
 
【実技部門】(モデル同伴)
・フェイシャル手技
・ボディ手技
・口頭試問
 
【コンサルテーション部門】
・コンサルテーション
・プランニング
・プレゼンテーション
 
【小論文】
・エステティックに関するテーマから出題(800字程度・当日提出)
 
【面接】
・フェイシャル、ボディ、関連法規、衛生消毒、救急法、運動生理学、小論文に関する質問
 
<費用>
・筆記試験:17,600円
・実技試験:27,500円
 

*日本エステティック業協会
 
 

3、エステティシャンの資格を取得するメリット

 
エステティシャンに必要な資格とは?資格の種類と取得方法をご紹介
 

自分の実力やスキルを確かめることができる

エステティシャンの試験では、筆記と実技があります。エステティシャンとして身につけておくべき知識や技術が備わっていることを証明することができるのは、資格を取得するメリットです。
「自分の実力やスキルがどれほどあるのか」という点を知るためにも、資格の取得を目指すことには大きな意味があるでしょう。
 

信頼される

エステティシャンに資格は必須ではありませんが、資格を保有しているエステティシャンは
自分の実力を示すことにつながり、お客様から信頼を得ることができます。
特に独立して個人でエステサロンを経営する時に、エステティシャンの資格があると、集客がしやすくなるといったメリットもあるでしょう。
 

キャリアアップにつながる

資格があるとキャリアアップにつながる可能性が高いです。実績やスキル、勤務態度などが昇給や昇格の判断基準になりますが、資格を保有しているとさらに評価が上がり、店長やマネージャーといったポジションを目指すことができるでしょう。
またエステティシャンを育成する仕事をしたい人や、国際的に活躍したい人にとっても資格があることで幅が広がります。
 

転職に有利になる

もし転職をする際に、実務経験が同じ人が面接に来た場合、エステティシャンの資格がある人の方が採用に有利になるでしょう。もちろんサロンによって採用基準は異なりますが、資格を取得した人の方が実力を示しやすく、また仕事への熱意もアピールできます。
 
 

4、まとめ

 
エステティシャンに必要な資格とは?資格の種類と取得方法をご紹介
 
エステティシャンの資格を知った上で、取得を目指すかどうかを決めるのは自分次第です。資格がなくても働ける仕事である分、まずは時間を割いて勉強するための気合いや心の余裕があるかどうかを自問してみましょう。
「エステティシャンとしてもっと飛躍したい」「スキルアップのために勉強したい」という気持ちがあれば、働きながらでも取得を目指すことは可能なので、ぜひチャレンジ精神をもって挑んでみてはいかがでしょうか?