美容カウンセラーに転職をする場合、面接で「転職理由」を聞かれることがあります。転職理由はどうしても前職への不満や愚痴など、ネガティブな内容になりがちですが、「美容カウンセラーになって頑張りたい」と強い意志を含めた回答をすると好感を持たれます。
今回は、美容カウンセラーの転職理由の答え方のポイントと回答例をご紹介します。
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前職を辞めた理由が、「仕事が嫌だったから」「給料が低かったから」などのネガティブな内容の場合、採用しても「すぐに辞めるのではないか?」と懸念材料になります。
すぐに辞める可能性がある人を採用するのはリスクがあるため、転職理由を聞いて採用を判断する意図があります。
転職理由は、キャリアアップを目指したり経験を活かしたりと、ポジティブな理由だと好感を持たれます。
現状を変えるために前向きに気持ちを切り替えて行動を起こせる人は、問題解決能力が高く、仕事に意欲的に取り組む人材だと判断できます。その部分を知るために、面接では転職理由を聞くことが多いでしょう。
好印象を与えようと考えすぎると、偽りの転職理由を回答してしまう人もいますが、嘘をつくのは避けましょう。面接官も採用のプロなので、嘘だと見破られた場合、かなり印象が悪くなってしまいます。
ネガティブな伝え方にならないように注意が必要ですが、嘘をつく必要はありません。
転職は、何かしらの不満や悩みがあり違う仕事に就きたいと思うため、どうしてもネガティブな内容になりがち。ただ、そのまま伝えると愚痴が多い人だと判断されるため、ポジティブな要素を入れましょう。
転職理由を伝える時は、「キャリアアップを目指したいから」「スキルを活かせる仕事に就きたいと思ったから」など、ポジティブな言葉を入れると好感を持たれます。
仕事の実績に対する評価制度が整っておらず、給与にも反映されなかったことが転職を決めた理由です。上京をして一人暮らしをしているため、給与が上がらない現状のままでは、生活が苦しくなる点も懸念材料となっていました。
御院では、頑張りに応じた評価やインセンティブの支給があるとうかがっております。前職で培った営業力を活かして、御院に貢献できるよう邁進したいと考えています。
前職では給与が低く、ボーナスもなかったため働くモチベーションがなくなりました。最低でも手取りで23万円は必要なので、給与が高い御院で働きたいと思いました。
前職はキャリアアップの道が限られており、自分の目指すポジションでキャリアを築くことは不可能に近いという事実を知り、転職を決意いたしました。
美容カウンセラーは、カウンセラーの中でも様々なポジションや役割があり、またいずれはチーフやマネジャーという役職に就くことができるとうかがっています。目標を高くもって、御院に貢献できる人材を目指したいです。
キャリアアップを20代前半のうちにしたいと考えていましたが、上司に嫌われていたため評価してもらえず、キャリアを築くことができませんでした。
一刻も早くキャリアアップをしたいため、御院ではその目標が叶えられそうだと思い、転職を決意しました。
以前は不動産の営業職として勤務していましたが、常に数字に追われる毎日で、顧客と真摯に向き合えない現状が自分に適していないと判断し、転職を決めました。
数字を意識して取り組むことは大前提としながらも、お客様の求めることを丁寧にヒアリングし、一人一人に合った提案をすることが、人と関わる仕事の基本だと考えています。
御院で働くことができたら、誠実な対応と丁寧なカウンセリングができる美容カウンセラーを目指したいです。
前職の仕事はノルマが厳しく、上司からの圧もストレスだったため、入社してすぐに辞めたいと思うようになりました。
美容カウンセラーの仕事は、お客様の受付やカウンセリングなどの簡単な業務が多いと思うので、ストレスを溜めずに楽しく働けたら、と思っています。
前職は男性が多い職場で、女性は1割程度しかおらず、なにかと気を遣う場面が多いのが悩みでした。同僚も上司も優しい人がほとんどでしたが、女性特有の悩みや仕事の相談をしにくい部分があり、女性が活躍する職種への転職を考えるようになりました。
美容カウンセラーは女性が多い職場で、女性が活躍できる職種だと思います。女性目線のカウンセリングや細かな配慮ができる美容カウンセラーを目指し、御院で即戦力となって活躍できるよう頑張りたいです。
前職はアパレルで働いていましたが、同僚との相性が悪く、常に一匹狼の状態でした。高圧的な態度の店長にも不満を抱いており、よく口論になることもありました。
御院も女性が多い職場のため不安に感じることはありますが、仕事と割り切って頑張ろうと思います。
接客業を5年間していましたが、毎日8時間以上立ちっぱなしの労働環境は、肉体的な負担が多く、ついに足腰を痛めてしまいました。仕事は好きでしたが、過酷な労働環境をこれ以上続けることは難しいと判断し、転職を決めました。
ただ、健康面には自信があり、また学生時代の部活動のおかげでメンタル面も鍛えられたため、打たれ強さが私の強みです。元々美容には興味があったことと接客業で培ったコミュニケーション能力を活かして、御院の美容カウンセラーを志望いたしました。
毎日残業がするのが当たり前の労働環境が嫌になり、前職を辞めました。
定時には帰ってプライベートの時間を確保したい私にとって、残業はストレスだったため、残業がない御院の美容カウンセラーとして働きたいと思いました。
飲食業のホールとして3年間勤務しておりましたが、マニュアル化されたお客様対応を行う仕事内容に限界を感じていました。一人一人に寄り添った対応ができる美容カウンセラーの仕事に興味を持ち、異業種ですがチャレンジしたいと思い応募を決意いたしました。
受付業務で身に付けたコミュニケーション能力や対応力を活かして、御院に貢献できるよう日々精進したいと考えております。
前職はアパレルの販売員をしていましたが、給料が低い上に理不尽なクレームも多く、アパレル業界で働き続けるのは無理だと感じたことが転職のきっかけです。
美容カウンセラーは受付とカウンセリング業務を行うだけで、責任やプレッシャーも少ないイメージのため、働きやすさに魅力を感じ応募を決意いたしました。
転職理由が特にない場合、「なぜ前職を辞めたいと思ったのか」を考えてみましょう。なにかしらの不満や悩みがあったため、会社を辞めたいと思うようになったはずです。
例えば、「給料が低い」「上司と相性が合わない」「仕事にやりがいを感じない」などのネガティブな理由を元に、「転職先でやりたいこと」「新しい環境で改善したいこと」を考えると明確な転職理由が見つかるでしょう。
転職理由は、ただ前職を辞めた理由を答えるだけでなく、応募先でどんな活躍をしたいのかを、あわせて答えることがポイントです。
ご紹介した回答例を参考にして、好印象を与える転職理由を考えましょう。