美容カウンセラーは、美容が好きな女性なら憧れたことがあるのではないでしょうか。美容医療に詳しくなれたり働きながらキレイになれたりと、女性にとってやりがいのある仕事です。では美容カウンセラーとして働くと、どのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、美容カウンセラーのメリットとデメリットをご紹介します。
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スキルアップやキャリア形成を目的にした転職理由だと、仕事への意欲的な姿勢を感じられるため、好感を持たれます。面接では「美容師の仕事にどのように向き合っているのか」「転職した目的は何か」などをチェックするために、転職理由を聞くことが多いでしょう。
前職を辞めた理由によっては「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか?」と、マイナスな印象を与えてしまいます。なぜ辞めたのかを聞くことで、応募者の人柄や適性などを把握する目的があるでしょう。
転職理由はネガティブな内容になりやすいため、働く熱意や意欲をアピールするのがポイントです。転職理由が「前職の給与や待遇に不満があった」「労働環境が嫌だった」などよりも、「キャリアアップを目指したいから」「スキルを活かせる仕事に就きたいから」などの理由の方が好印象を与えることができます。
転職理由を回答する時は、ポジティブな表現で伝えることを意識しましょう。
面接官に好感を持ってもらおうと、転職理由を偽るのは避けましょう。面接官も採用のプロなので、嘘だと見破られた場合、印象が悪くなってしまいます。
マイナスな印象を与えないように注意が必要ですが、嘘をつくのはNGです。
OK例
「前職ではアシスタントからスタートし、6年間様々な経験を積むことができましたが、今後も長く美容師を続けるために、スキルや経験に見合った評価を受けられる環境を求めています。
御社のサロンでは、スキルや実績に応じた評価制度が整っていると伺い、美容師として向上心を持って働けると感じたため応募いたしました。」
NG例
「前職は給与が低く、働くモチベーションが下がったため、転職しました。最低でも手取りで23万円は必要なので、給与の高い御社のサロンを志望いたしました。」
OK例
「前職ではカットやカラーなどの基礎的な技術力を磨くことができましたが、希望する働き方やポジションを目指すことが難しい状況のため、キャリア形成ができる環境を求めて転職しました。
御社のサロンでは、様々な活躍の場があり美容師としてキャリアアップできる環境だと伺ったため、私の理想とする働き方を実現できると考え、志望いたしました。」
NG例
「キャリアアップをしたいと考えていましたが、店長との相性が悪く、現在の職場では不可能だと感じたため転職を決意いたしました。
20代のうちにキャリアアップをしたいため、御社のサロンならその目標が叶えられそうだと思い、応募させていただきました。」
OK例
「現在勤めているサロンでは、様々な経験を積むことができたものの、個々の活躍が目立つ環境であったため、スタッフ同士が協力して働ける職場環境で成長したいと考えるようになりました。
御社のサロンはアットホームな雰囲気が魅力で、チームワークを重視する職場環境だと認識しております。お客様に居心地の良さを提供できる美容師を目指すべく、転職を決意いたしました。」
NG例
「ノルマが厳しく、店長からのプレッシャーがストレスに感じ、転職をしたいと考えました。ノルマや売上目標などのプレッシャーがなく、気楽に働ける御社のサロンに魅力を感じています。」
OK例
「スタイリストになって5年間勤務していましたが、女性目線で活躍できる環境で働きたいと考えるようになりました。御社のサロンは女性が多く活躍しており、結婚や出産後も長く働ける職場だと伺っております。
女性だからこそできるサービスの提案や、幅広い層にアプローチができる美容師になりたいと思い、転職を決意いたしました。」
NG例
「職場の人間関係がストレスで転職を決めました。特に先輩の嫌がらせや派閥に巻き込まれることが苦痛だったので、小規模なサロンならそのような心配はないと考え、御社のサロンを志望いたしました。」
OK例
「これまで多くのお客様と関わって技術力や接客力を磨いてきましたが、今後も長く美容師として成長し続けるために、働きやすい環境を重視したいと考えるようになりました。御社のサロンでは、スタッフが安心して働ける環境づくりに力を入れていると伺い、私の目指す働き方やビジョンと一致すると考え、転職を決意いたしました。」
NG例
「前職はブラックな労働環境だったので、精神的なストレスを感じて転職を考えるようになりました。プライベートを重視したいので、その希望は御社のサロンなら叶えることができると考えています。」
OK例
「前職のサロンの客層は、価格設定や立地環境などから10代後半〜20代前半の客層が多く、トレンドを取り入れたスタイルの提案を学ぶことができました。今後は自分の年齢やキャリアに伴い、30代以降の女性をターゲットにしたスタイルの提案をできるようになりたいと考え、転職を決めました。
御社のサロンのターゲット層やサロンコンセプトに共感したため、これまでの経験を活かして貢献できる美容師を目指します。」
NG例
「前職は客層が若い世代だったため、リピーターの獲得につながりにくく、また美容師としてスキルを磨くことへの限界を感じるようになり、転職を決意しました。
転職した理由が明確ではない場合でも、ポジティブで意欲的な姿勢を感じられる回答を心がけましょう。
漠然とした理由や曖昧な理由を述べるのではなく「新たな環境で挑戦したい」「経験をもとに新しいことにチャレンジしたい」「可能性を広げたい」「キャリアアップをしたい」などの回答は好感を持たれます。
転職理由を答える時は、前職の悪口と聞こえるような表現にならないように注意が必要です。向上心を感じられる、ポジティブな回答を目指しましょう。