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美容師はトーク力が大切?お客様とうまく会話をするコツ

美容師はトーク力が大切?お客様とうまく会話をするコツ
 
美容師にはトーク力が必要だということは、なんとなく知っている人も多いと思います。ただお客様とコミュニケーションをとるために会話が重要だとわかっていても、「実際どんなことを話せばいいのかわからない」と感じる美容師の方もいるのではないでしょうか?人見知りな人や会話のキャッチボールが苦手な人も多いはず。
そんなトーク力に不安のある方にむけて、お客様と上手に会話をするコツを伝授します。

 


 

 

1、美容師にとってトーク力は大切?

 
美容師にはお客様の髪の悩みを改善するためのカット技術が必要になりますが、それと同じくらい大切なのがトーク力です。トークの上手な美容師は再び指名をされる率も上がるため、リピーターが多いことも特徴です。そのため美容師にはトーク力が必須のスキルといえるでしょう。
そもそもなぜトーク力が必要になるのでしょうか?お客様は美容院に来る際には、髪の悩みを抱えています。そんなお客様の悩みを正確に聞き出すためには、美容師のトーク力が必要不可欠です。丁寧なカウンセリングをするためにはトーク力を磨くことが大切になるでしょう。
また初めて行く美容院なら緊張しているお客様もいます。そんなお客様の不安を解消するには美容師のトークこそが「おもてなし」の役割を果たすわけです。トークを通してお客様とコミュニケーションをとることができれば、それが信頼や安心へとつながり、なかには話すことでリフレッシュできるお客様もいることでしょう。

 
 

2、会話をする時に気を付けたいマナー

 
美容師はトーク力が大切?お客様とうまく会話をするコツ 

お客様のタイプを見極めて接する

美容師がお客様と会話をする時にまずやるべきことは、お客様のタイプを見極めること。お客様のタイプを分けるとしたら「自分から話をしたい人」「話しかけられたら話す人」「話したくない人」の3つに該当すると思います。美容師と会話をすることが楽しいと感じる人もいれば、施術中は全く会話をしたくないと感じる人もいます。もし後者のお客様に対して質問を投げかかけてばかりいたら、”空気の読めない美容師”と思われても仕方がありません。
様々なタイプのお客様がいることは当然なので、一人一人に合った対応をすることが美容師の接客マナーといえるでしょう。

 

否定をしたりネガティブな発言をしない

たとえばお客様から「芸能人の◯◯みたいな髪型にしてほしい」と要望を受けた際に、「髪のダメージがひどいし無理ですね」なんて言い方をしたら、お客様はショックを受けるどころか怒りさえ覚えてしまうでしょう。さすがにここまでのことを言う美容師はいないと思いますが、お客様に対して否定をしたりネガティブな発言はしないことがマナーといえます。
もし施術に関して難しいと感じることがあれば、「もう少し髪のケアをしてからやってみましょうか」などポジティブな表現に言い換えるようにしましょう。施術以外の会話でも、お客様の意見や価値観を否定したり、バカにするような言い方をすることはあってはならないことです。

 

タイミングを考える

お客様がスマホや雑誌を真剣に見ていたりシャンプーをしている時などは、積極的に話しかけない方が良いでしょう。自分が集中したい時やリラックスしたい時に話しかけられると、不快に感じてしまうもの。その場合は簡単なお声かけ程度にして、会話はしないように配慮することが大切です。相手の空気を的確に読み、タイミングを考えて話しかける必要があります。

 

自分の話ばかりしない

おしゃべりが上手な美容師はトーク力があるように思えますが、よく話の内容を聞いていると自分の話ばかりしていることがあります。いつのまにかお客様が聞き役となり気を遣わせてしまっていては、本当のトーク力がある美容師とはいえません。
美容師がお客様と会話する上でのマナーは、話し上手よりも聞き上手になること。自分の話をまじえながらお客様の話を聞いたりリアクションをとることが理想のやりとりです。

 
 

3、会話を広げるコツは?

 
 
美容師はトーク力が大切?お客様とうまく会話をするコツ 

前回のやりとりを覚えておく

美容師の中には会話が苦手な人も多いと思います。「今日は何を話そう?」「話のネタがない」と悩みがちですが、2回以上来店しているお客様なら前回のやりとりを思い出してみましょう。
前に盛り上がった話題をきっかけにすれば、スムーズに会話を進めることができます。「この間旅行に行くって話をされていましたけど、どうでしたか?」など前回の話題を持ち出すことによって会話が弾む以外にも、「前に話したことを覚えてくれている」とお客様にとってもうれしい気持ちになります。

 

困った時は天気や気候の話

どうしても話しかける話題がないという時に使えるのが、天気や気候について。「今日すごく天気がいいですよね」「急に寒くなりましたね」と自然に話しかけることができるので、非常に便利なネタです。ただいつまでも天気のことばかり話していてもしょうがないので、天気をきっかけに話を広げていくことが肝心です。
「寒くなってきましたけど冬服ってもう買いましたか?」「春って暖かくて気持ちいいですけど花粉症が辛いんですよね」など、話を派生させていきましょう。

 

最新の話題をチェック

美容師はトレンドに詳しい方がトーク力も磨かれます。美容に関すること以外にも最新のトレンドをはじめ、芸能ネタ、時事ネタなどにも精通していると、幅広い層のお客様とコミュニケーションをとることができます。
情報収集はSNSや雑誌、ほかのお客様との会話をもとに集めてみましょう。「駅前に新しくカフェがオープンするみたいですよ」など地域にまつわることも話を広げやすい内容です。

 
 

4、まとめ

 
美容師はトーク力が大切?お客様とうまく会話をするコツ 
美容師には技術力も必要ですが、トーク力も身に付けないことにはお客様の信頼を得ることはできません。ただペラペラ話せばいいというわけではなく、お客様のことをよく観察して話をしっかり聞くのが何よりも大切なこと。
お客様が気持ちよく話せるようにするためには、適度な相槌や質問をすることや時には冗談や自虐ネタなどをまじえながら話すと、お客様も心も開いてくれるはず。ぜひご参考にしてみてくださいね。