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【例文あり】ネイリストの志望動機の書き方とコツ!

【例文あり】ネイリストの志望動機の書き方とコツ!
 
ネイリストとして働くにあたって、まずは履歴書を書いて面接を受けることが第一関門です。履歴書でも面接でも必ず聞かれる「志望動機」は、どのようなことを書けばいいのかわからずに悩む人も少なくないでしょう。
好印象を与える志望動機を書くことができたら、採用にも有利になるため、書き方のポイントをおさえておく必要があります。
今回は、ネイリストの志望動機の書き方のコツと例文をご紹介します。
 

1、志望動機とは?自己PRとの違い

履歴書の「志望動機」と「自己PR」の項目には、何を書けばいいのか迷ってしまう人も多いと思います。ネイリストとして働くためには、この2つの違いについて正しく知っておきましょう。
 

志望動機

志望動機は、「ネイリストになりたいと思った理由」「そのネイルサロンで働きたいと思った理由」を書く項目です。働く意志や志望したきっかけを伝える必要があります。
 

自己PR

自己PRは、「ネイリストとしてのスキルや経験」「長所や強み」などをアピールする項目です。ネイリストの経験がある人は、過去の実績や頑張ったことを書くと効果的でしょう。もしくは、ネイリストに活かせそうな自分の性格やアピールポイントを書くと、好感を得られます。
 
 

2、好印象な志望動機とは

【例文あり】ネイリストの志望動機の書き方とコツ!
 

目標設定が明確

ネイリストとしての目標や夢が明確な志望動機は、採用されやすいでしょう。
「ネイリストになって頑張りたいこと」「将来どんなネイリストになりたいのか」という部分がはっきりしていると、仕事への意欲やネイリストとしての可能性を感じることができるため、好印象を与えることができます。
 

応募先のネイルサロンを選んだ理由

数多くあるネイルサロンの中から、応募先のネイルサロンを選んだ理由を書くことも、好印象な志望動機を書くポイントです。ただ「ネイリストになりたいから」という理由だけでは、「どこのネイルサロンでもいいのでは?」と思われてしまいます。
そのため、志望動機では「ここのネイルサロンで働きたい」という強い気持ちをアピールすることが大切です。
 

熱意を感じられる

志望動機はどうしてもありきたりな内容になりがちなので、応募者の熱意が伝わらないこともあります。そのため、「ネイリストとして働きたい」という熱い気持ちを志望動機に込めることが重要です。
いくら経験値が高くてスキルがあるネイリストでも、やる気がなければ採用には至りません。ネイリストには向上心が必要なので、やる気をアピールすることが好感を与えるポイントです。
 
 

3、志望動機の書き方のコツ

応募先のネイルサロンの特徴を調べる

志望動機を書く時は、応募先のことについて調べるのが鉄則です。ネイルサロンの場合、「どのような施術を行なっているのか」「ネイルデザインの特徴」「サロンの雰囲気」「キャリアについて」「スキルアップや研修制度について」などは必ずチェックしておきたい部分です。
応募先のネイルサロンのことをよく知ることは、働き始めてからのミスマッチを防ぐ以外にも、明確な志望動機を考えることにもつながります。
 

自己分析を行う

志望動機で書ける内容が思い当たらない人は、自己分析を行なってみましょう。自己分析は、自分の性格、過去の経験や学生時代の部活動、アルバイト経験など、これまでの人生の中で頑張ったことや失敗したことを振り返って、自分の強みを洗い出す作業です。
自分自身を客観視して、ネイリストとして活かせる武器がわかれば、志望動機も考えやすくなるでしょう。
 

具体的なエピソード

志望動機は具体的なエピソードを交えて書くことが基本です。応募先のネイルサロンで働こうと思ったエピソードや、ネイリストを目指すきっかけとなったエピソードだと伝わりやすいでしょう。
 

簡潔にまとめる

あれもこれもと欲張ってしまうと、一番伝えたいことが伝わらない志望動機になってしまいます。そのため、志望動機は簡潔にまとめることがポイントです。
簡潔にまとめるためには、「結論」を最初に書くと読みやすくなります。そのあとに、「エピソードや理由」などを書き、最後に「目標や将来のビジョン」でまとめるのが理想的です。
 
 

4、ネイリストの志望動機、例文(未経験者向け)

例①

「私が貴店で働きたいと思った理由は、以前貴店のネイリストの方にネイルをしてもらった時に、そのデザイン性の高さと持ちの良さに感動したことがきっかけです。
貴店では未経験者でもアシスタントからネイリストを目指せる教育プログラムがあることを知りました。現在は独学でネイルの勉強を始めていますが、実際にネイルサロンの雰囲気やプロのネイリストの方々と働いて技術を習得したいと考え、この度応募を決意いたしました。
一人前のネイリストになって、多くのお客様に感動を与えられるようなネイルを施術できるように努力したいと思います。」
 

例②

「私は中学生の頃から、人を笑顔にできるネイリストになることが夢でした。
ネイリストになりたいと思ったのは、中学生の頃の職場体験がきっかけです。ネイルによってたくさんのお客様が笑顔になるのを見て、ネイリストの仕事に興味をもちました。また、その時にネイリストの方が『職場体験の記念に』と、マニキュアを塗ってくれたことが非常にうれしかったため、こんな風に人を喜ばせることのできるネイリストになりたいと思ったのを今でも鮮明に覚えています。
ネイリストとして技術力を身につけ、お客様の記憶に残るようなネイルや関わり方ができるように、日々精進したいです。」
 
 

5、ネイリストの志望動機、例文(経験者向け)

例①

「貴店の一人一人のお客様に時間をかけて施術ができる部分に魅力を感じ、この度応募をさせていただきました。
以前はネイリストとして3年間勤務しておりましたが、駅の近くということもあり、客数も多く慌ただしい日々を過ごしていたため、ネイリストとしての目標や自分のなりたい姿を見失いつつありました。そんな中、じっくりお客様と向き合って施術を行うことをコンセプトにしている貴店の方針に共感したことが、新たな目標を持つきっかけとなりました。
丁寧な施術を心がけ、お客様に満足していただけるようなネイリストになりたいと思います。」
 

例②

「出産する前まで、ネイリストとして5年間働いておりました。貴店では子育て中のママが多数在籍しており、客層も主婦の方が多いという部分に魅力を感じ、再びネイリストの仕事を始めたいと思うようになりました。
子育てをして気づいたことは、『ママになってもキレイでいたい』と思う反面、優先順位でいうとネイルは後回しになったり、できるデザインが限られてしまうなどの問題があるということです。
ネイルは心を晴れやかにし、日々を頑張る原動力になるものだと考えているため、ママ目線で一人一人のライフスタイルに合わせたネイルデザインやケアの方法を提案していきたいと思っています。」
 
 

6、面接前日の確認リスト

面接前日には、当日に忘れ物をしたり遅刻をすることのないよう、入念に確認を行なっておきましょう。
 
<面接前日にチェックすること>
・面接日時
・面接場所
・持ち物(履歴書、職務経歴書、筆記用具、アートサンプルなど)
・交通機関の時間やルート
・担当者の名前と連絡先
・服装
 
面接日時や場所の確認は、必ずしておきましょう。面接時間の5分前に到着するのがベストなので、その時間から逆算して交通機関の時間やルートなども調べておくと安心です。
持ち物は、履歴書と必要であれば職務経歴書も持参します。ネイリストの面接では、アートサンプルを持ってくるように言われる場合もあるため、忘れずに準備しておきましょう。
面接時の服装は、シンプルで清潔感のある服を選び、前日に考えておくことで当日慌てなくて済みます。また、万が一遅刻や想定外のトラブルが発生することに備えて、担当者の名前と連絡先を控えておくと良いでしょう。
 
 

7、まとめ

【例文あり】ネイリストの志望動機の書き方とコツ!
ネイリストの志望動機を考える時には、ご紹介したポイントや例文を参考にして書いてみましょう。ただ、上手に書こうと意識するあまり、定型文のような内容になってしまうのはNG。
ネイリストになりたい理由を明確にし、自分の言葉でまとめることを意識しましょう。