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エステティシャンは「腕が太くなる」「腱鞘炎になる」ってホント?

エステティシャンに体力は必須?「腕が太くなる」「腱鞘炎になる」ってホント?
 


 

 
 

1、エステティシャンが体力勝負と言われるワケ

オールハンドの施術

華やかそうに見えるエステのお仕事ですが、体力勝負な一面もあると思います。実際にエステティシャンは、お客様の施術の際に一番体力を要します。なかでもエステティシャンの手だけで行うオールハンドは、体力の消耗があると思っておいた方がいいでしょう。マシンを使う施術やフェイシャルだけであればそこまで体に負担はかからないですが、全身を人の手だけで行うのは非常に体力がいること。
 
ただ、メリットとしては人の手だからこそ細かな部分まで施術できたり気付けることなどもあり、何よりもお客様にリラックスしてもらうことができるので、それがやりがいにつながる部分となり、エステティシャンのいいところとも言えます。
 

不規則なスケジュール

エステサロンの多くは、仕事帰りに来られるお客様のためにも夜遅くまで営業しているところがほとんどです。その分朝は普通のOLさんに比べればゆっくりと出勤できますが、帰るのは遅めの時間を覚悟しておいた方が良さそうです。また一度お客様の施術に入ると休憩はとれません。そのためお昼ごはんを食べるタイミングを逃してしまうと、食べそびれたり毎日違う時間にお昼休憩をすることも考えられます。
 
そのようなことから不規則なスケジュールになりやすく、体力がないと続けられないという現実があり、エステティシャンになりたての頃はそのスケジュールに慣れずに大変な思いをする人も多いようです。
 
ですが、次第に空いた時間などを上手に利用して”休めるときに休む”という流れを覚えれば、なんなくこなせるようになり、エステティシャンを続けていくうちに体力もついてくるようになるでしょう。
 
 

2、「腕が太くなる」「腱鞘炎になる」のは本当?

「腕が太くなる」「腱鞘炎になる」のは本当?
 

力の入れ方がポイント

エステティシャンの職業病というイメージが強い「腕が太くなる」や「腱鞘炎になる」ということ。毎日力を入れてお客様の施術にあたるエステティシャンは、たしかに腕が太くなったり腱鞘炎になってしまう方もいるようです。
 
ただ腕が太くなることも腱鞘炎になることも、どちらも共通していることが施術の際の”力の入れ方”だと言われています。ポイントは体幹を使って、しっかり体重移動しながら力を入れることが正しい施術。腕だけの力に頼っているとどうしても腕だけに集中して筋肉が付きやすく、結果的に腕が太くなってしまうなんてことになりやすいのです。また手首や指の力だけを使うと今度は腱鞘炎にもなりかねません。
 
一般的な女性に比べるとはるかに腕や手を使うことが多いエステティシャンなので、その力の入れ方を誤ると、そのような悩みを抱えてしまうことになってしまいます。
 

初心者になりやすい

そのような腕が太くなったり腱鞘炎になったりするのは、エステティシャンデビューしたばかりの初心者の方がなりやすいのです。毎日一生懸命特訓をして、知識や技術を身に付けようとするがあまり体を酷使してしまうことや、慣れていないので変な力が入りやすいことがなりやすい原因。
 
力み過ぎず、全身の力を利用して施術を行えるテクニックが身に付けば、体型の変化や痛みに悩むことも少なくなるはずです。初めのうちはそのことで落ち込んでしまうかもしれませんが、慣れてきてコツさえ掴めば自然とその技術が身に付くようになるでしょう。
 
 

3、腕が太くならないためのエステティシャンのケア

腕が太くならないためのエステティシャンのケア
 

マッサージで柔らかくする

エステティシャンになると腕が太くなるといっても、体重が増えて太ったことが原因でなるわけではありません。施術で腕の筋肉をよく使ったり、凝り固まってしまうことから太くなるのです。そのため、太くなった腕を細くしたいからといって、筋トレをするのでは逆効果。エステティシャンの場合は、マッサージをして固くなった筋肉を揉みほぐす感覚で柔らかくしてあげましょう。腕はマッサージオイルなどを使い、優しく腕を揉みながらマッサージをします。手首に関してはくるくる回したりストレッチをするのも良いでしょう。
 
また、腕だけの力に頼らないようにするためにも体幹を鍛えることも大切。バランス感覚をつけるトレーニングや腹筋などでお腹周りに筋肉をつけるのも効果的。
 
腕のみならず体全体のストレッチやトレーニングを意識するようにしましょう。
 

腕に負担をかけない日常の動作

ついつい腕や手首だけの力で荷物を持ったりしていませんか?でもこれだと余計に負担をかけてしまうことになってしまいます。エステティシャンのケアとして意識するなら、日常の何気ない動作からも腕に負担をかけにくい動きをするようにしましょう。
 
長時間腕で重いカバンを持ったり、片方ばかりで持つのはNG。また床にある荷物を持ち上げる時も、腕を伸ばしたままで取るのでななく、しゃがんで全身の力を使って持つようにしましょう。物を持つ時はなるべく両手を使うようにして、少しでも腕に負担がかかることを少なくしてあげるのがベストです。
 
 

4、まとめ

まとめ
エステティシャンは人を美しくするお仕事ではありますが、その結果腕が太くなったり痛みを伴ってしまうこともなかにはあります。でもそのまま我慢をして続けるのではなく、全身の力を使いながら施術をできるようになったり、セルフケアも怠らずにすることが、エステティシャンとしてストレスや疲れを溜め込まずに楽しく働く近道と言えます。
 
無理をしすぎないで、休日はしっかりとケアをしたりリフレッシュして、ハツラツとしたエステティシャンを目指しましょう。