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小規模(個人)サロンと大手サロン、エステティシャンとしてあなたが働きやすいサロンはどっち?

小規模(個人)サロンと大手サロン、エステティシャンとしてあなたが働きやすいサロンはどっち?
 
エステサロンを大きく分けると「小規模(個人)サロン」と「大手サロン」の2つのタイプがあります。こじんまりとしたアットホームさが魅力の小規模サロンと全国的に知名度の高い大手サロン、それぞれの特徴やメリット・デメリットから自分がどちらのサロンに適しているかを判断してみましょう。
 


 

 

1、小規模(個人)サロンと大手サロンについて

小規模サロン

小規模サロンは、少人数のスタッフでアットホームな環境であることが多いでしょう。全国展開しているような大手とは違い、マンションの一室を借りて営業しているサロンや地域に数店舗しかないサロンであったりと、コンパクトな経営が特徴。
そのためエステティシャン同士のチームワークの良さを感じられたり常連さんとの関わりを持つことができ、また様々な業務を担当することも小規模サロンならではと言えます。
 
 

大手サロン

一方で大手サロンは、何と言ってもその知名度の高さ。エステ業界に携わる者ならもちろんのこと、業界以外の人でもサロンの名前を認知しているため、そのことが大手サロンで働く誇りとなるでしょう。またもし転職をする際には大手サロンで培った経験や実績を大いにアピールする材料ともなります。
大手サロンでエステティシャンとして働くと充実した研修を受けることができ、そうするとスタッフ全員が一定のスキルや知識を身に付け、高いサービスを提供することにもつながります。またキャリアを磨くことができるのも大手サロンで実現できることと言えるでしょう。
 
 

2、それぞれのメリットとデメリット

小規模(個人)サロンと大手サロン、エステティシャンとしてあなたが働きやすいサロンはどっち?
 

小規模サロンのメリット

一人のお客様にじっくり対応できる

小規模サロンはそもそも店自体のスペースが小さく、施術できる空間も限られていることが多いです。そうすると1日に確保できる予約の数も決まってくるため、言い換えれば一人のお客様と関われる時間が長く取れるということになります。
また小規模サロンでは専任のエステティシャンが、カウンセリング、施術、アフターフォロー、お会計に至るまで対応することがほとんど。
そのことでお客様との信頼関係を構築することができ、リピーターを獲得することにもつながります。
 
 
風通しの良い環境

働く人数が多いとどうしても自分の意見や希望を伝えることが難しくなりますが、小規模サロンのような少ない人数で仕事ができる環境はとても働きやすさを感じられる部分です。サロンのオーナーに直接業務連絡をしたり、仕事のことやプライベートなことで逐一相談ができるような風通しの良い環境は、小規模サロンで働くメリットと言えるでしょう。
 
 
専門的なスキルを身に付けられる

小規模サロンは、一つのジャンルに特化していたり専門的な施術を受けられることを魅力に感じて利用しているお客様も多く、そのためエステティシャンとして働けばそれらのスキルを習得できるようになります。
マニアックな美容法や海外で人気の美容法など、より一歩踏み込んだ専門的な技術を磨くことができるのは個人で経営しているサロンに多くみられます。
 
 
オールマイティに業務をこなす
エステティシャンはお客様に施術をするだけが仕事ではありません。受付、電話応対、カウンセリング、店内の清掃やリネン類の洗濯や事務作業など様々な業務を行います。これらの内容は大手サロンの場合、業務の分散化をして効率を図っていることが多いですが、小規模サロンはオールマイティに個々でこなすことが求められます。
全て行うのは大変なように思えますがあらゆる業務をこなすことができるようになるため、いずれ自分でサロンを開業する際にもとても役立つことでしょう。
 
 

小規模サロンのデメリット

小規模(個人)サロンと大手サロン、エステティシャンとしてあなたが働きやすいサロンはどっち?
 
休みが取りにくい
少人数のスタッフしかいない個人経営のサロンは、チームワークや団結力がありお互いを助け合いながら働くことが基本ではあるものの、限られた人数のためどうしても休みを取りにくいと感じる部分もあるでしょう。
長期の休暇や急な休みを申し出る時は極力早めに伝え、迷惑がかからないように気をつける必要があります。
 
 
求人が少ない

小規模サロンで働きたいと思っていても、そもそもそのような求人に出会えないことがデメリットと言えるかもしれません。
働きやすさが魅力の小規模サロンは定着率が良く、一度働くと長く勤務する人が多いためそうすると求人募集をかけることもありません。もし希望するサロンの求人を見つけたらすぐに応募をするか、求人が見つからない場合はサロンのホームページで募集が行われていないかをチェックすると良いでしょう。
 

大手サロンのメリット

小規模(個人)サロンと大手サロン、エステティシャンとしてあなたが働きやすいサロンはどっち?
 
研修制度

大手サロンは入社前に研修を受けることが基本です。エステティシャンになる上で必要な知識や技術を学び、堂々とエステティシャンデビューをするために充実したプログラムが組まれています。そのため未経験者でも安心してスタートできるでしょう。
これらの研修内容は全国どの店舗にも共通するため、全てのエステティシャンが一定のスキルを身に付けることでお客様にも安定したサービスを提供できます。また転勤などで違う場所で働く際にもスムーズに仕事を進めることができるメリットも。
また働きながらスキルアップやキャリアアップを目指した研修も設けられていることが多いのも、エステティシャンとしてのモチベーションになるでしょう。
 
福利厚生が充実

大手で働くメリットは充実した福利厚生にあると言えるでしょう。有給やフレックス休暇、年2回の賞与や各種手当などのほかにも、育休や産休、社員旅行や社割制度、寮を完備している企業もあります。
また、企業独自の待遇や女性が働きやすい環境を整えてくれているサロンも多いため、大手だからこそ受けられる福利厚生は、働く前には必ず確認しておくようにしましょう。
 
キャリアアップを目指せる

大手のエステサロンはエステティシャンとして長く働けるほかにも、あらゆるキャリアを磨くことができます。店長やエリアマネージャーを目指したり本社勤務へとキャリアチェンジをすることも可能です。
また自身の経験を活かして講師として働き、エステティシャンを育てる側に回ることもできるでしょう。そのような様々な道を用意してあるのは、大手サロンで働くメリットと言えます。
 
 

大手サロンのデメリット

小規模(個人)サロンと大手サロン、エステティシャンとしてあなたが働きやすいサロンはどっち?
 
ノルマがある
エステ業界の激しい競争を勝ち抜くためには売上を伸ばすことが課題となります。そのためエステティシャンにはノルマを課せられることが多いでしょう。
ノルマの実態はそれぞれの企業やサロンにより異なりますが、このノルマに対するプレッシャーを負担に感じてしまうことがデメリットの一つと言えるかもしれません。
そうなるとエステティシャンはノルマがあることを覚悟しておかなければいけないイメージですが、最近では「ノルマなし」や「営業・勧誘なし」を掲げている所もあるので、自分らしく働けるような職場環境が整っているサロンを見つけましょう。
 
タスク管理の大変さ
大手サロンは利用されるお客様の数が多いため、エステティシャンにとってはとにかく多忙な毎日を過ごすことになります。エステティシャン以外に「受付スタッフ」「清掃スタッフ」「アシスタント」のように一つ一つの業務は分散されているものの、1日に担当するお客様の数が多かったりやらなくてはいけない業務がたくさんあるため、タスク管理をすることに大変さを感じてしまうでしょう。
特に土日や大型連休のような混雑する時には効率よくこなすスキルが求められます。
 
 

3、小規模(個人)サロンに向いている人

小規模サロンに向いている人は、
 
・専門的な知識やスキルを身に付けたい
・いずれ自分でエステサロンを開業したい
・自分のペースで働きたい
 
という目的がある人に向いていると言えるでしょう。小規模サロンの経営方針や施術方法、オーナーの考え方や価値観に関して共感できる部分があることが長く働くことができる秘訣です。ノルマやプレッシャーなどの重圧を感じず、自分のペースで働きたい人は小規模サロンがおすすめ。
また始めは大手サロンでトータルでスキルを身に付け、より専門的なジャンルを極めるために小規模サロンに転職をするというのも一つの道。いずれ自分でエステサロンを開きたいと考えている人は小規模サロンで様々な業務を通して知識を身に付け、経営のノウハウも学ぶと良いでしょう。

 
 

4、大手サロンに向いている人

大手サロンに向いている人は、
 
・高い技術力を身に付けたり最新マシンを使ってみたい
・エステティシャン仲間が欲しい
・キャリアアップを目指したい
 
という目的がある人に向いていると言えるでしょう。大手ならではの高い技術力を身に付ければそれは大きな自信になり、また信頼にもつながります。最新マシンの導入を行なっていることも多いので、最先端の美容法を学びたいと考えているのであれば大手サロンが適しているでしょう。キャリアアップの道も切り拓いていけるので、エステティシャン以外の職種を目指すことも可能です。

 
 

5、まとめ

小規模(個人)サロンと大手サロン、エステティシャンとしてあなたが働きやすいサロンはどっち?
 
小規模サロンと大手サロン、それぞれを比較してあなたはどちらのサロンに向いていると感じましたか?エステティシャンに必要な「ホスピタリティ精神」や「高い技術力」はどちらにも共通して大切にしなくてはいけない部分ですが、サロンの雰囲気や施術内容、コンセプトや働き方には違いがあります。
自分の目指したいエステティシャン像や性格や考え方などから、働きやすいと思うサロンを選んでみてくださいね。