美容部員をしている人ならつい共感してしまう「あるある」体験。うれしいことや楽しいこと、ちょっぴり大変なことなど、美容部員がよく思うことや経験することをピックアップしてご紹介します。
美容部員として働くと必然的にメイクが上手になります。というよりも上手にならないと美容部員とは言えないため、一生懸命スキルを磨いたりメイクに関する勉強に没頭する日々。新人の頃は自社のブランドのメイクのやり方や特徴を捉えるために、研究をしたりレクチャーを受けたりして、スキルアップを目指します。
さわやかな笑顔を振りまいていても、実は足はパンパンにむくんでいることは当たり前。立ち仕事が基本の美容部員は、足がむくんでしまうことが多いもの。なかには足が蒸れてクサイ…ということもあるようです。そんな大変さを顔に出さないのはさすが!
自社の商品は自信を持ってオススメすることがほとんどですが、ものによっては正直オススメできないと感じてしまうものも。「正直、他社ブランドの方が魅力的」と心の中で思っていても、できるだけその商品の良い部分を見つけてオススメする工夫をしています。
女性ばかりの職場で華やかそうな印象のある美容部員ですが、実は体育会系だったりします。上下関係や礼儀、挨拶などを徹底しているブランドも多く、特にデパートで勤務する美容部員の方たちはより厳しいルールがあることも。それらはサービス業には必要なことでもありますが、ある程度の気合いと根性も持っていないといけません。
入社したばかりの頃はあか抜けずに地味な印象だった同僚も、働きながらどんどんキレイになっていく、なんてこともあるある。美容部員という職業柄、常に美しくいることを求められるため、みんなあか抜けてキレイになっていくのです。
美容部員の休日は平日休みがほとんど。土日や大型連休などは来店されるお客様が多く、基本的に休めないのが現実。そのため友達が土日休みで出かけたりしているのを見ると、ちょっぴりうらやましいと思ってしまうのです。ただ平日にお出かけすると空いているというメリットも。
メイクやコスメが好きなのは美容部員に限ったことではありません。お客様にもコスメに詳しかったり美容が大好きな人も多くいます。ただその好き度合いが行きすぎた、コスメマニアな人が来店されることもしばしば。知識自慢や自己流の美容法などを延々と話されてしまうと、正直困ってしまうということも。
気になるスキンケアアイテムを伺ってサンプルをお渡しすることはごく普通のことですが、あきらかにサンプル目当てで来店されるお客様もいるんだとか。はっきりと理由は述べないにしても大量にサンプルを要求されると、旅行や節約が目的なんだろうな、と思ってしまうのです。
タッチアップをする時に「女優の◯◯さんみたいなメイクにしてください!」と言われることもあるようです。なりたい顔は誰にでもあるとは思いますが、美容部員はモノマネメイクをするわけではないので、リクエストはしないでいただきたいのが本音。
以前接客したお客様が再び来店された時に、自分のことを指名してくれた時は美容部員として何よりもやりがいを感じる瞬間。ブランドのファンであるだけでなく、美容部員に対しても好意を持ってもらえていることにモチベーションも上がります。
多くのブランドでは自社のコスメを社割で購入することが可能ですが、そうはいっても何かとかかってしまうのが美容代。スキンケアやコスメの他にも美容院やエステ、ネイルケアなど、美容部員として美しさをキープするためにやるべきことが多く、そうすると美容代もかさんできてしまうのです。
肌荒れしていては美容部員として説得力に欠けてしまうので、ケアは徹底している人が多いと思います。でも不規則な生活、乾燥、ストレスなどからどうしても肌荒れしやすい環境であることは事実。そんな中で、肌荒れしてはいけないプレッシャーを抱えながらお手入れを頑張っているのです。とは言いつつもたまには好きなだけ食べて、飲んで、ストレス発散をすることも。
美容部員は女性の憧れの職業でもあります。もちろん大変なことも多いですが、仲のいい友達からは尊敬の眼差しで見られることも。新作コスメの情報を聞かれたり、メイクのアドバイスを聞かれたりと、とても頼りにされることが仕事を頑張るパワーになります。
仕事の日は自社ブランドのコスメを使ってメイクをしなくてはいけませんが、休日は気になっている他のブランドのコスメを使ってメイクをすることもあります。他社ブランドを使うことは良い刺激になるので、勉強も兼ねてあえて使うようにしている美容部員の方もいるそう。
美容部員ならではのあるある体験をご紹介しました。メイクのプロ、美容のプロ、と言われる華やかで楽しい職業ですが、そのイメージとは裏腹に大変な点も多くあるようです。でも女性を美しくしたいと思う気持ちは美容部員ならみんな共通すること。やりがいのある美容部員を目指してみませんか?