美容クリニックで、お客様のカウンセリング業務を行う、美容カウンセラー。美容カウンセラーは、医師や看護師のように医療行為をすることはありませんが、美容整形や医療脱毛などの専門的な知識と理解が必要になります。
今回は、美容カウンセラーの仕事内容や向いている人の特徴についてご紹介します。
INDEX
美容カウンセラーは、美容クリニックでお客様の受付業務やカウンセリング業務を行う仕事を指します。医師や看護師のように免許がなくても働くことができるため、美容や美容医療に興味があれば誰でも挑戦できる仕事です。
美容カウンセラーの多くは女性が活躍しているため、結婚や出産をしてからでも働きやすく、コミュニケーション能力やヒアリング力などのスキルも身に付くため、美容好きな女性に人気の仕事といえるでしょう。
・カウンセリング業務
・受付業務
・契約手続き
・会計
・カルテの作成
・予約管理
・電話対応
・クリニックの清掃や衛生管理
美容カウンセラーの主な仕事は、受付業務とカウンセリング業務です。カウンセリングは、お客様の要望や悩みを丁寧に聞き出し、医師の診察や施術を安心して受けてもらうためのサポートが必要になります。美容カウンセラーの対応次第で、クリニックの印象も左右するため、責任感を持って取り組むことが大切です。
・9:30 出勤
・9:50 朝礼
・10:00 勤務開始
・12:00 お昼休憩
・13:00 午後の勤務開始
・18:00 清掃・締め作業
・19:00 勤務終了
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美容カウンセラーの1日の流れを知っておこう!
美容カウンセラーは医師や看護師のような医療行為をするわけではないため、資格がなくても働けます。美容カウンセラーとして働きたい気持ちがあれば、誰でも挑戦することが可能です。
ちなみに、美容カウンセラーが持っていると有利な資格は、
・日本化粧品検定
・スキンケアカウンセラー
・化粧品成分検定
・接客サービスマナー検定
・サービス接遇検定
などがあると、仕事に活かせるでしょう。これらの資格を持っていると仕事の幅が広がったり採用に有利になったりすることもあるため、スキルの証明につながります。
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美容カウンセラーに資格は必要?おすすめの資格をご紹介
美容カウンセラーに学歴が問われることは、ほとんどないと思ってよいでしょう。高卒以上であれば働けることが多く、学歴よりも美容カウンセラーの適性やスキルを重視する傾向にあります。
ただ、大卒の方が基本給が高い場合が多いため、収入面での差が生じる可能性があることは把握しておきましょう。
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美容カウンセラーに学歴は必要?求められる能力は?
美容カウンセラーは、20〜30代の女性が多く活躍しています。クリニックの方針やコンセプトによっても違いがありますが、基本的には若い世代を積極的に採用する傾向があります。
年齢を重ねてから働く場合、美容カウンセラーの仕事に活かせる経験やスキルをアピールし、即戦力となって活躍できることを伝えると採用に有利になるでしょう。
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美容カウンセラーに年齢制限はある?
・コミュニケーション能力が高い人
・聞き上手な人
・美容が好きな人
・美容医療への理解がある人
・細やかな気配りができる人
・対応力がある人
美容カウンセラーは、お客様の悩みや要望を聞き、一人一人に合ったプランやコースの提案を行う必要があります。そのため、コミュニケーション能力が高い人や聞き上手な人は、美容カウンセラーの適性があるでしょう。
また、デリケートな悩みを抱えたお客様への気配りや、美容医療への理解と正しい知識も求められます。
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美容カウンセラーに向いている人・向いていない人
美容カウンセラーの雇用形態は正社員が多いですが、アルバイト・パート、派遣など様々な働き方があります。自分の希望する働き方やキャリアプラン、ライフステージに合わせた雇用形態を考えましょう。
美容カウンセラーとして経験を積んだら、チーフやマネージャーなどのポジションを目指すことができます。役職がつくと責任ある業務が増えたり、スタッフの教育管理などの業務を任されたりと、リーダーシップを発揮して働く必要があります。
マネージャーになると、クリニックの運営や売上管理などの業務を担当するようになり、責任者としての役割を担います。
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美容カウンセラーの将来性は?何歳まで働ける?
美容カウンセラーは、女性が活躍しています。そのため、結婚後も働く人が多く、また働くママへの理解があることも魅力です。
結婚や出産後は時短勤務に切り替えたり、パートとして働いたりと、ライフステージに合った働き方ができる職場選びをしましょう。
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美容カウンセラーはママになっても働ける?子育てとの両立について
・コミュニケーション能力が高くなる
・美意識が高くなる
・施術を安く受けられる
・給与が高い
・残業が少ない
お客様の要望や悩みを聞き出し、それぞれの理想を叶えるためのプランやコースの提案をするためには、円滑なコミュニケーションが欠かせません。そのため美容カウンセラーはカウンセリング業務やお客様対応をする中で、自然とコミュニケーション能力が身に付くでしょう。
日頃から美容の知識やトレンドに触れる機会が多いため、美意識が高くなってキレイになれるのもうれしいメリットです。クリニックによっては、施術を社割価格で受けることもできます。
また、美容カウンセラーは給与が高い傾向にあり、完全予約制のため残業も少なく、プライベートとの両立がしやすいのも魅力です。
・覚えることが多い
・人間関係のトラブル
・土日に休めない
美容カウンセラーになりたての頃は、覚えることの多さに苦労するでしょう。美容医療は専門的な知識や用語も多いため、慣れるまではストレスを感じるかもしれません。
また、女性が多い職場のため人間関係のトラブルに悩んだり、土日に休めないことにデメリットを感じたりする人も多いようです。
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働く前に知りたい。美容カウンセラーのメリットとデメリット!
美容クリニックの受付や美容カウンセラーの平均給与は月給22万円ほどですが、インセンティブ制度がある場合は、頑張り次第で高月給も目指せます。手当が充実しているクリニックを選べば、安定した収入を得ることも可能です。
・応募先の下調べ
・履歴書、職務経歴書の作成
・証明写真の撮影
・よく聞かれる質問の回答をシミュレーションする(志望動機、自己PR、転職理由、長 所、短所など)
・逆質問を考える
・入退室のマナー
・身だしなみのマナー
・日程調整メールのマナー
・面接日時
・場所
・持ち物
・服装
・公共交通機関の時刻
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美容カウンセラー【面接対策】流れ・マナー・準備・質問回答・身だしなみなど
美容カウンセラーは、デリケートな悩みを抱えたお客様が、安心して施術を受けるためのカウンセリングや対応を目指す必要があります。お客様の話をしっかり聞き、丁寧にコミュニケーションを取ることが、信頼につながるでしょう。
やりがいのある美容カウンセラーの仕事に、挑戦してみてはいかがでしょうか?