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エステティシャンの面接対策|流れ・マナー・準備・質問回答・身だしなみ

エステティシャンの面接対策
 

エステティシャンの面接対策は、まず面接の流れや基本マナーを知る必要があります。初めて面接を受ける人や改めておさらいしたい人は、ぜひチェックしておきましょう。
今回は、エステティシャンの面接対策について詳しくご紹介します。

 

 
 

1、エステティシャンの面接流れ

<STEP 1>書類選考

採用担当者が履歴書や職務経歴書などの応募書類をもとに、応募者の中から面接に進む人を絞り込みます。書類選考を通過した人のみ、面接を受けることが可能です。

 

<STEP 2>一次面接

一次面接では、応募者の志望動機や人柄などをチェックして、どのような人物であるかを見ています。

 

<STEP 3>二次面接

一次面接に合格すると、二次面接に進みます。二次面接では、応募者をより深掘りするための質問をされることが多いでしょう。一次面接と同じ質問をされることもあるため、一貫性のある回答を意識することがポイントです。

 

<STEP 4>最終面接

チェーン展開する大型サロンの最終面接では、役員や社長が面接官として同席することもあります。これまでの面接同様に、一貫性のある受け答えを意識することが大切です。
最後のステップとなる面接なので、エステティシャンとして働く意気込みを、積極的にアピールしましょう。

 
 

2、入室してから退出するまでの流れ

入室

①入室の際はドアを3回ノック

「失礼いたします」と言ってからドアを開ける

後ろ手にならないようにドアを閉めて、面接官にお辞儀をする

椅子の横に立ち、面接官の指示に従う(「お掛けください」「名前をお願いします」などの言葉をかけられる)

「失礼いたします」と軽くお辞儀をして着席する(バッグは椅子の横に置く)

 

退室

面接が終わったら椅子から立ち、お礼とお辞儀をする

ドアの前まで行ったら面接官の方を向き、「失礼いたします」と言ってお辞儀をして退室する

 
 

3、面接の事前準備

事前のリサーチ

事前準備では、まず応募先のサロンについて知識を深める必要があります。サロンのコンセプトや施術内容は必ずチェックしておきましょう。
もし実際に足を運べるなら応募先のサロンに行って、雰囲気やエステティシャンの接客を受けてみると、志望動機を考えやすくなります。

 

履歴書、職務経歴書

エステティシャンの面接で必要になる、履歴書と職務経歴書は早めに準備しておきましょう。具体的なエピソードや実績を書くことがポイントです。

【関連リンク】
【サンプルあり】エステティシャンの履歴書マニュアル

 

会場や時間、行くまでの経路確認

面接日時や場所は、必ず事前に確認しておくようにしましょう。ビル名や階数、担当者名などもチェックしておく必要があります。
公共交通機関を利用して面接に行く場合は、時刻やルートの確認をするのも忘れずに。

 
 

4、面接の基本マナー

エステティシャンの面接の基本マナー
 

言葉遣いのマナー

エステティシャンの面接では、言葉遣いや話し方を見られています。誤った敬語の使い方や常識に欠ける言葉遣いをしてしまうと、印象がかなり悪くなってしまうため注意しましょう。

 

<言葉遣いのNG例>

・「ごめんなさい」→「申し訳ございません」
・「よろしかったでしょうか」→「よろしいでしょうか」
・「大丈夫です」→「問題ありません」
・「了解です」→「承知いたしました」
・「なるほどです」→「おっしゃる通りです」

 

<尊敬語と謙譲語>

尊敬語 謙譲語
会社 御社 弊社
言う おっしゃる、言われる 申す、申し上げる
会う お会いになる お目にかかる
来る いらっしゃる 参る、伺う
見る ご覧になる 拝見する
知っている ご存じである 存じ上げている

 

受付時のマナー

到着時間は面接の5〜10分前が目安

面接に遅刻することのないように注意が必要ですが、かといって早ければいいというわけでもありません。到着時間は、面接の5〜10分前になるように逆算して家を出ましょう。

 

受付スタッフに面接に来た旨を伝える

面接会場に到着したら、受付スタッフに声をかけて「面接のお約束で伺いました◯◯です」と伝えます。もし受付スタッフがいない場合は、内線電話やインターホンで呼び出します。
エステティシャンの面接はサロンで行う場合もあるため、その時は最初に会ったスタッフに声をかけて、店長や面接担当者を呼んでもらいましょう。

 

入退室のマナー

入退室のマナーは、「2、入室してから退出するまでの流れ」でご紹介した通り、入室時と退室時のマナーがあります。面接場所によって臨機応変に対応する必要がありますが、入退室の基本マナーはおさえておきましょう。

【関連リンク】
エステティシャンの面接、受かりやすい人と落ちやすい人のその差とは?

 
 

5、面接でよく聞かれる質問と逆質問

面接で必ず聞かれる質問

「志望動機を教えてください」

志望動機は、応募先で働きたい理由や熱意を伝える必要があります。そのためには、自己分析をしたり応募先の下調べをしたりと、入念な対策をしましょう。

回答例

御社のサロンでは、ブライダルエステや産後ママ向けの施術があるということを知り、「自分自身の経験を活かして働くことができるのでは」と思い、応募をさせていただきました。
女性は結婚式や出産という大きなイベントを経験します。私もその経験者の一人であり、そのようなライフステージの変化が起きる時でも、「美しくいたい」という気持ちは消えることがないことを身をもって感じました。
以前はエステティシャンとして働いており、結婚を機に退職をしましたが、この経験をきっかけに再び働きたいと思うようになりました。
ブランクはありますが、ママだからこそ共感できる悩みに、親身になって寄り添えるエステティシャンを目指したいと思います。

 

【関連リンク】
【例文あり】エステティシャンの志望動機の書き方とコツ!
【サンプルあり】エステティシャンの職務経歴書マニュアル

 

「自己PRをしてください」

自己PRでは、自分の経験・スキル・実績など、働く上で活かせることやアピールポイントを伝えます。

自己PRを考える時は、
 
①自分の強み
②強みの根拠となるエピソード
③応募先にとってのメリット
 
の順番で考えると、まとまりのある内容になります。
自己PRでは、自分のアピールをたくさんしたくなるかもしれませんが、伝える内容は一つに絞ることがポイントです。
もし自分ではわからない場合は、家族や友達、同僚などに聞いてみて、客観的な意見を参考にすると考えやすいでしょう。

回答例

私は美容の施術の中でも特に痩身を得意としています。お客様に効果を実感していただくために、日常生活でできるケアのアドバイスやフォローを積極的にしたことで高評価をいただき、店舗内での指名率は常に上位3位以内に入っていました。
オールハンドは初めてですが、これまで培った知識や経験を活かして自分の手でお客様にご満足いただける施術をおこないたいです。

 

【関連リンク】
【例文あり】エステティシャンの上手な自己PRの書き方

 

エステティシャンの面接でよく聞かれる質問

「どうしてうちのサロンを選んだのですか?」

数多くあるサロンの中から選んだ理由を聞かれることもあるため、「応募先で働きたいと思った理由」を答えられるようにしておきましょう。

回答例

御社のサロンの掲げるホスピタリティ精神に共感し、私もそのようなエステティシャンになりたいと強く思いました。丁寧で充実した研修プログラムや高い技術力にも魅力を感じ、ぜひ御社のサロンの一員となって働きたいと思ったことが選んだ理由です。

 

「エステティシャンとしての夢はありますか?」

応募者の熱意やどのような活躍をしてくれるかを、チェックするための質問です。具体的な言葉で回答できると、好感を持たれるでしょう。

回答例

御社の充実した研修や資格取得支援制度を利用し、いずれはエステティシャンを育てる講師になりたいと考えております。そのためには着実にスキルを磨いて経験を積む必要があるので、日々その夢に向かって励みたいと思っています。

 

「美容でのこだわりや大事にしていることはありますか?」

回答例

美容は継続が大切だと考えているので、基本的な肌の保湿やクレンジングを丁寧に行うことを意識しています。その他にも睡眠や食事などにも気を遣うようにしています。

 

【関連リンク】
【回答例文あり】エステティシャンの面接でよく聞かれる質問まとめ

 

逆質問

逆質問とは、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた際に、応募者から面接官に質問をすることです。働く意欲をアピールしたり不安や疑問を解決することができたりと、逆質問には重要な意味があります。
面接で慌てずに逆質問をするためには、事前に聞きたいことをいくつか考えておくと安心です。

 

逆質問例

・キャリアアップ 例を教えて頂けますか?
・研修内容についてや、スキルアップに必要な勉強はありますか?
・採用して頂いたら、入社までの準備ややるべきことはありますか?
・研修をする時間帯や繁忙期について教えてください。

 

NGな逆質問

・調べればわかること
・イエス / ノーでしか答えられないこと
・ネガティブな内容
・答えにくい内容

 

【関連リンク】
【逆質問の例文】エステティシャンの面接で好印象を与えるテクニック!

 
 

6、面接の身だしなみ(服装・メイク・髪・ネイル)

エステティシャンの面接の身だしなみ
 

面接では身だしなみにも気を配る必要があります。特にエステティシャンは美容に携わる仕事のため、見た目の印象は重要視される部分です。清潔感のある身だしなみを心がけましょう。

 

面接前のチェックリスト

 

【服装】

・スーツや洋服にシワやほこりはついてないか?
・サンダルやダメージデニムなど、ラフなコーディネートではないか?
・派手なアクセサリーはつけてないか?

【メイク】

・ベースメイクは丁寧にできているか?
・肌荒れはしていないか?
・アイメイクは派手過ぎないか?
・カラーコンタクトはしていないか?

【髪型】

・髪色は明るすぎないか?
・毛先は傷んでないか?
・髪型はきちんとまとめられているか?

【ネイル】

・爪は長すぎたり割れていたりしてないか?
・手荒れはひどくないか?
・ナチュラルなネイルか?

【関連リンク】
身だしなみOK?エステティシャンの面接時の服装や髪型のチェックリスト

 
 

7、面接に関する連絡(メールや電話)のマナー

ビジネスメールの基本マナー

ビジネスメールには、書き方のマナーがあります。応募先とのやりとりでは、メールを使用する場合も多いため、基本的なマナーをおさえておきましょう。

 

①件名

メールの件名には、どんな内容かが一目でわかるように書きます。面接の連絡であれば、「面接日程について」と用件がわかる件名にしましょう。
返信をすると「Re:」が件名に入りますが、消さずにそのままの状態でメールを送ります。

 

②宛名

宛名は、応募先の企業名(サロン名)と採用担当者の名前を書きます。

 

③あいさつ文

メールの冒頭では、あいさつ文を書くと丁寧な印象になります。「お世話になっております」と書いてから、自分の名前を書きましょう。

 

④本文

メールの本文は、用件をわかりやすく簡潔に書くことが理想です。最初に伝えたい用件を書き、その後に詳細や補足を書く構成が望ましいでしょう。
伝えたい内容が複数ある場合は、箇条書きにして書くと見やすくなります。

 

⑤締めのあいさつ文

用件を書いたら、最後に締めのあいさつ文を書きます。締めのあいさつは、「何卒よろしくお願いいたします」「ご確認よろしくお願いいたします」などが一般的です。
本文の内容に応じて、締めのあいさつ文は臨機応変に書きましょう。

 

⑥署名

メールの最後には、自分の名前を必ず書きましょう。名前以外にも、電話番号やメールアドレスなども書いておくと、丁寧なメールになります。

 

面接の候補日が送られてきた場合

株式会社■■
人事部 ◯◯様
 
お世話になっております。
◯◯と申します。
 
面接日程のご連絡、ありがとうございます。
ご提示いただいた候補日の中から、下記日程を希望いたします。
 
第1希望:●月●日 ●時
第2希望:●月●日 ●時
第3希望:●月●日 ●時
 
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
◯◯ ◯◯(フルネーム)
〒000-0000
住所
電話番号
メールアドレス

 

面接日の調整をお願いしたい時

株式会社■■
人事部 ◯◯様
 
お世話になっております。
◯◯と申します。
 
●月●日の面接の件ですが、急な出張が入ってしまい、貴社にお伺いすることが難しくなりました。お忙しい中、面接日程の調整をしていただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
 
誠に勝手なお願いとは存じますが、再度面接日程のご調整をしていただくことは可能でしょうか?
以下の日程であれば、お伺いすることができます。
 
第1希望:●月●日 ●時
第2希望:●月●日 ●時
第3希望:●月●日 ●時
 
お忙しい中、大変恐縮ですがご検討の程よろしくお願い申し上げます。
 
◯◯ ◯◯(フルネーム)
〒000-0000
住所
電話番号
メールアドレス

 

面接のお礼メールを送る時

株式会社■■
人事部 ◯◯様
 
お世話になっております。
本日面接をしていただきました、◯◯と申します。
 
本日はお忙しい中、面接の場を設けていただきまして
誠にありがとうございました。
 
面接で◯◯様のお話を伺い、サロン独自の取り組みやサービスについての理解を深めることができ、より貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。
 
改めて、このような機会を与えていただけたことを、心より感謝しております。
まずは面接のお礼を申し上げたく、メールをさせていただきました。
 
末筆ながら、貴社の益々のご発展とご多幸をお祈り申し上げます。
 
◯◯ ◯◯(フルネーム)
〒000-0000
住所:
電話番号:
メールアドレス:

 

面接辞退のメールを送る時

株式会社■■
人事部 ◯◯様
 
お世話になっております。
◯◯と申します。
 
●月●日に面接のお約束をさせていただいておりますが、一身上の都合により、就業することができなくなってしまいました。
誠に申し訳ありませんが、面接の辞退をさせていただきたくご連絡差し上げました。
 
この度は、お忙しい中貴重な時間を割いて面接日程の調整をしていただいたにも関わらず、このような結果になってしまい大変申し訳ございません。
また、メールでのご連絡になってしまったこと、重ねてお詫び申し上げます。
 
末筆ながら、貴社の益々のご発展とご多幸をお祈り申し上げます。
 
◯◯ ◯◯(フルネーム)
〒000-0000
住所:
電話番号:
メールアドレス:

 
 

8、面接に遅刻しそうになった時の連絡方法

面接に遅刻しそうになった時の連絡方法
 

もし面接当日に、電車の遅延が発生したり道に迷ったりして遅刻しそうになった場合は、電話で連絡をしましょう。メールでやりとりをしていた場合でも、緊急の連絡は電話でするのがマナーです。
遅刻をしたら「面接を受けさせてもらえないのでは?」と不安になるかもしれませんが、やむを得ない事情であれば、考慮してくれる場合が多いです。万が一、その日に面接ができないと判断した場合は、別の日程で調整してくれる可能性もあるため、「遅刻したから無理」と勝手に判断せず、必ず連絡をしましょう。

 
 

9、前日の確認事項

持ち物

・履歴書や職務経歴書は書いたか
・写真は貼り忘れていないか
・そのほかの持ち物は準備したか(筆記用具、スケジュール帳など)

 

面接日時・会場

・面接時間と場所の確認
・面接会場までのルートや公共交通機関の時刻の確認(ICカードの残高確認や現金の用意)
・担当者の名前と連絡先は控えてあるか

 

身だしなみ

・清潔感のある服装か
・履歴書が入るサイズのカバンか
・どんな靴を履いていくか
・腕時計の準備
・メイク道具や身だしなみを整えるアイテムは持ったか

 

面接対策

・受け答えのシミュレーション
・入退室マナーの確認
・逆質問で聞くこと

 
 

10、面接体験レポート

面接体験レポートとは?

BeAleでは、実際に面接を受けた人の面接体験談をチェックできる、「面接体験レポート」という口コミサービスがあります。
面接体験レポートでは、「面接方法」「所要時間」「面接官の人数・性別・年齢」などを知ることができ、マイページにログインすると「質問された内容」まで閲覧することが可能です。
エステティシャンの面接対策として活用することができるので、これから面接を受ける人はぜひご参考にしてくださいね。

 

面接体験レポートの投稿方法

面接を終えたら、その体験をレポートとして投稿することができます。
投稿の方法はとっても簡単。まず、BeAleから応募をした後、マイページにログインします。ログインをしたら、「応募履歴」→「面接体験レポート」から回答をして終了です。
3分ほどでできるので、簡単にレポートを投稿することができますよ。面接体験レポートに投稿すると、謝礼金のプレゼントもあります。

みんなの面接体験レポートはこちら
 
 

11、まとめ

エステティシャンの面接対策まとめ
 

エステティシャンになるためには、事前の面接対策が肝心です。入念に準備をしておけば、当日は落ち着いて面接を受けることができます。
特に面接のシミュレーションは何度も行って、自信を持って面接に臨めるようにしたいですね。